みなさん、こんにちは。
岡崎市議会議員の 井町よしたか です。
昨日、名古屋市栄の久屋大通公園で行われた
『連合愛知 2024 春闘 1万人総決起集会』
に参加してきました。
(主催者発表の参加者は9,500人)
9,500人の労働者が集結
物価高騰のあおりを受け、生活が苦しくなっている昨今、物価上昇を上回る賃上げを勝ち取ることを目的に、9,500人の連合愛知加盟組合員が集まり、集会が行われました。
集会では、松坂屋⇔三越をシュプレヒコールをしながらデモ行進し、その後久屋広場において、決起集会を行いました。
超少子高齢化、労働力の減少といった格差や貧困の拡大といった構造的課題の解決が見いだせない現状であり、将来不安は一層高まる一方の中で、さらに物価高騰に賃上げが追いついておらず、より生活が苦しくなっている現状において、去年以上に粘り強い交渉を求め、賃金アップを勝ち取るための意思統一が行われました。
実際は経営状況から賃上げが厳しい会社もあると思いますが、労使がしっかり意見を出し合って交渉することは、非常に重要なことだと思います。
価格転嫁が重要なキーワード
また、賃上げを行うににあたり、価格転嫁も非常に重要になってきます。
が昨年示されました。
罰則はないものの、受注者から労務費の上昇分に係る取引価格の引上げを求められていなくても、業界の慣行に応じて1年に1回や半年に1回など定期的に労務費の転嫁について発注者から協議の場を設けることが求められています。
材料分の価格転嫁も必要かもしれませんが、労務費からでもうまく制度を活用していただきたいと思いますし、発注側は意識をしていただきたいと思います。
働くことを軸とする安心社会の実現へ
働くことを軸とする安心社会を実現するためには、安心・安全に働けることによる収入の安定を生み出す経済の好循環も必要です。
現在は物価上昇に賃金の上昇が追い付いていないことに加え、税・社会保険料負担も増え可処分所得が増えていない、実質賃金も下落いているため、買い控えが見られるなど、経済の好循環を生み出せていない状況下だと思います。
多くの企業で健全で粘り強い交渉が進められることを祈ります!
(会社側も強くなってもらう必要がありますが、その為なら「働くことを軸とする安心社会の実現」につながるため頑張る労働者は多いと思います)