みなさん、こんにちは。
岡崎市議会議員の 井町よしたか です。
先日4月26日、名古屋市のオアシス21で開催された「盗撮防犯体験展2026」を視察してきました。
近年、スマートフォンの普及や小型カメラの高性能化により、盗撮被害は深刻な社会問題となっています。
今回の視察では、その「あまりに巧妙な手口」を実際に体験し、強い危機感を抱きました。
驚くほど巧妙な「偽装カメラ」の実態
会場で展示されていたのは、一見するとカメラとは全く分からない日用品の数々です。
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通常机の上に置いてあっても違和感のないライター、時計、電卓への内蔵
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普段身から身につけている履物、ペン、メガネへの内蔵
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更衣室などに設置されているハンガーフックへの内蔵
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インテリア雑貨や観葉植物への内蔵
これらは、私たちが普段の生活で見かけても、まず疑うことはないでしょう。
「まさかこんなところに」という場所にカメラが隠されているのが現実です。
スマートキーの内部にカメラを内蔵
ライター内部にカメラを内蔵
メガネの淵にカメラを内蔵
ペンの頭の部分にカメラを内蔵


ハンガーフックにカメラを内蔵、充電やデータを取り出すための端子が裏側にある
電卓の内部にカメラを内蔵

デジタル時計の中にカメラを内蔵(マジックミラーの奥にカメラが設置されており、分かりにくい)
盗撮は「個人の尊厳」を踏みにじる犯罪
盗撮は単なる迷惑行為ではありません。
被害者のプライバシーと尊厳を深く傷つけ、精神的に長い苦しみを与える重大な犯罪です。
特に駅の階段、エスカレーター、商業施設など、岡崎市内でも多くの人が利用する場所には、常にリスクが潜んでいます。
市民の皆様に意識していただきたいこと
盗撮は「知ること」で防げる犯罪です。
被害に遭わない、そして加害を生まないために、以下のポイントを日頃から意識してください。
1. 「不自然な動き」に気づく
犯人の「動き」には不自然さが現れます。
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階段・エスカレーター:背後にぴったりとついてきたり、スマホを手やカバンに不自然に固定して持っている人がいないか注意してください。
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物理的なガード:狙われやすい場所では、カバンを後ろに持ったり、壁際に寄るなど、物理的な隙間を作らない工夫も有効です。
2. 「いつもと違う」環境の変化を察知する
トイレや更衣室、公共施設を利用する際は、以下の「違和感」をチェックする習慣をつけましょう。
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不自然な「物」や「穴」:見慣れない芳香剤、フック、ネジ、あるいは壁や扉の小さな穴、不自然な粘着テープの跡がないか。
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物の配置:備品の向きが不自然に変わっていたり、隙間に何か差し込まれていないかを確認してください。
3. 「まさか」を捨て、犯罪の手口を知る
「こんなところにカメラがあるはずがない」という思い込みが死角を作ります。
今回の体験展で見たように、カメラは日用品に完全に同化しています。
「どこにでも設置される可能性がある」という正しい危機感を持つことが、最大の防御になります。
4. 異変を感じたら「すぐに報告・通報」を
不審な人や物を見つけた際、無理に一人で対処するのは危険です。
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施設への報告:店員や駅員に伝え、点検を依頼してください。
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証拠の保全:不審な装置を見つけた場合、むやみに触ると指紋が消えたりデータが初期化されたりする恐れがあります。
そのままの状態で警察(110番)へ連絡してください。
岡崎を「盗撮を許さない街」へ
今回の視察を経て、行政や警察と連携し、市内での防犯啓発活動をさらに強化していく決意を新たにしました。
ハード面での対策(防犯カメラの設置や照明の改善)はもちろん、こうした最新の手口を市民の皆様に知っていただくことが、被害を防ぐために有効です。
誰もが安心して暮らせる岡崎市を目指し、これからも防犯対策に全力で取り組んでまいります。
より詳しく知りたい方は以下のNPO法人日本盗撮防止機構(Wc)の公式サイトをご覧ください
https://npo-wc.org/
インテリア雑貨の中にある盗撮カメラ
実際にブースに展示されていた盗撮カメラを紹介します
iの点にカメラ
小物を入れる箱の隙間にカメラ
観葉植物の植え込みの中にカメラ










