愛知県赤十字血液センターを見学させていただきました | 岡崎市議会議員 井町よしたか  いいまちつくる 井町です!! 

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みなさん、こんにちは。井町よしたかです。

 

8月20日(火)に瀬戸市にあります愛知県赤十字血液センターを見学させていただきました。

 

施設見学する前に導入教育を受けましたので、少しご紹介。

 

献血について

・毎日3,000人の方が血液を必要としており、そのためには13,000人/日の献血で成り立っている。

・血液の保管できる期間は、

 ①赤血球:2~6℃で21日間

 ②血漿  :-20℃以下で1年間

 ③血小板:20~24℃で揺らしながら保存して4日間

・白血球は患者の体を攻撃してしまうので取り除く

・若年層(10~30代)の献血者数が年々減少傾向

・血液が最も使用される治療は『がん』治療

 (TVドラマなどで事故など大量出血時に使われるイメージが強いですが)

 

その他雑学

・血球成分の大きさ

 ①赤血球:約8μm

 ②白血球:約6~14μm

 ③血小板:約2~3μm

・血管の長さ(血管を1本にしたときの長さ):約10万km(地球2周半)

・血液は体重の男性は8%、女性は7%

・血液の1/3の量が急に失われると脳・心臓が停止

 

この様な知識をインプットしたのち施設を見学

 

献血者から頂いた大事な血液の検査をするから始まり、血液の成分を分離する製剤工程、保管工程を説明をいただきながら見学させていただきました。

 

見学コースの一部をお見せします。

下矢印検査工程の説明を受ける様子

下矢印検査工程の内部

下矢印製剤工程(写真は白血球を取り除く工程)

下矢印遠心機

下矢印製剤工程の検査

下矢印最後に献血バスの見学

 

若年層の献血者の人数が減少傾向にあるとの事で、日赤としては小・中学校への教育に力を入れていきたいとの事でした。

 

実際400ml献血ができるのは男性が17歳、女性が18歳からと高校生にならないと献血を行うことが出来ないのですが、献血に対する理解度を向上させることで、献血ができる年齢になったときの協力者を増やしたいという思いがある様です。

 

人の命を救える最も簡単な手段の一つである献血を正しく理解してくれる方が増える事は、それだけ多くの人の命を救えることにも繋がると考えていますので、私も献血の教育が前に進むよう協力していきたいと思います。