Gです。
いつの間にか秋を通り過ぎて冬っぽくなってきました。
今回は第42回日本東洋医学会九州支部総会についてご報告したいと思います。
今年の九州支部総会は私の地元でもある熊本で行われました。
当科からは一般演題が5演題、シンポジウム1演題を発表しました。
発表に先立って、2~3回の予行がありまして、総会のときもそうだったのですが、
T部長をはじめ、みんなでブラッシュアップしていきました。
それで、発表前に既にやり切った感がありました。
熊本にはほとんどの先生が前日入りしました。
新幹線を使って、飯塚からはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
私は帰省を兼ねて車で向かいましたので2時間ほどはかかったでしょうか。
その道中に面白い光景がありました。
飯塚市某所の光景ですが、ここ数年は稲刈り後の田んぼに人形をたてて
ソフトボール大会を演出しているようです。日々設定が変わっていくとのことです。
(この中にT部長は参加していませんので、間違って探さないでください。)
その日は熊本の実家で子供達と芋掘りを楽しんだあと、発表スライドに
目を通して早めに休みました。
学会当日は、会場が内科学会の九州地方会と同じフロアでしたので実際よりも人数が多く感じました。
1日のみの会ですので、時間の流れが速く感じました。
発表もスイスイと進み、私の出番もあっという間に終わってしまいました。
あまり一般的ではない方剤について発表したせいか、内容に関する質問はありませんでした。
興味深い演題もあり、面白かったです。
昼食は当科のみなさんでラーメンを食べました。
T部長のみ激辛ラーメンを食べ、真っ赤になって汗をかいていました。
(激辛ラーメンは利水剤に分類されるのでしょうか?)
今回の発表で、当科の土倉先生が奨励賞を受賞しました。
土倉先生は総会に続き、快挙続きの年です。
論文化の義務を課され、大変な年となりました。
そして、大幹部Y先生が面白いものを貰ったとのことでご満悦でした。
封筒です。
医界之鉄椎を著された和田啓十郎先生の医院の封筒です。
大正と記されています。
歴史を感じさせる一品です。
そのほか、吉永先生の論文が東洋医学会雑誌に掲載されました。
とても興味深い内容ですので、皆さん御覧ください。
今回の学会のシンポジウムもこの論文に関連のある内容でした。
学会の感想は、「若い先生の発表が少ない」です。
漢方に興味のある若い先生が多数いらっしゃることはわかっていますので、
そこをどのように実践まで持って行くかが重要だと思います。
そうすれば発表の機会につながると信じています。