こんばんは
まだまだ寝苦しい夜が続きますが皆様元気でお過ごしでしょうか?
今週から飯塚病院漢方診療科には、
産業医科大学三年生の学生さん4人が、1週間の実習に来ています
部長と学生さんとの朝の勉強会の風景です
4人の若者が加わり、猛暑ですが漢方診療科にはとてもフレッシュな風が吹いています
医学部は全部で6学年あり、3年生はちょうど真ん中くらいの学年。
部活ではそろそろ幹部学年を勤めたりと、学生生活大忙しの時期です
今学校の授業で習っているのは「病理学」や「薬理学」とのことで、
色んな病気について詳しく学ぶのは4年生になってからです
ましてや、こうやって病院に来て実際に実習をするのなんて初めてとのこと
初めての病院実習が漢方診療科だなんて、すごく、特殊な経験のように思います
でもきっと、素晴らしい経験だと思います
五感をフルに使って患者さんを診察し、心の状態も含めてまさに「全体を診る」という漢方の診察方法を、
良く心に焼き付けて帰ってほしいなあと思います。
漢方について今後勉強をすることがたとえ無かったとしても、
全体を診るという姿勢だけでも、初めての実習で、まさにヒヨコの「刷り込み」にできれば
なんて、思ったりします。
ちなみに、漢方の独特の診察方法は、「四診」といっておおまかに4つに分けられるのですが、
それについてはまたいずれ説明をしますね