ずいぶんよく見かけるのですが「不用品」とか、「片付け」等、チラシ・宣伝多いですね。決し
て、悪い事ではないのですが、何か寂しいものを感じてしまいます。「遺言書」はもとより、遺品
の類も「不用品」の部類に入ってしまうのでしょうか。「遺品整理」は一応別項目になってはい
るようですが、本当のところどうなのでしょうか。故人の意思はどこまで実現されているのでし
ょうか。疑問は尽きる事がありません。やはり、人間、「遺言書」、「遺言」、「遺品」などは大切
な特別なものなのではないでしょうか。本当は大事にしたい。けれども現実はかなり厳しい。
そんなところなのではないかと想像します。それは当事者として当然の事なのだと思っていま
す。しかし、少し心配なのは、そのような人達を相手として商売をする場合です。商売ですから
本質的に儲けがなければなりたちません。ボランティアでお手伝いをしているだけではないか
ら当然といえば当然ですが。ここで、こういう商売をして儲けを見出す事の理由について考え
てしまうのです。なぜ利益を得る事ができるのか・許されるのかという点についてです。勿論
この種の商売を否定しているわけではありません。「ゴミ屋敷」等の問題は社会問題の一つ
化しており、問題解決の一つでもあると思います。それでも何かもの悲しいものを感じてしま
うのです。やはり、私は、世間知らずのあまちゃんなのかもしれません。