私は最近でも、私見に基ずく投稿・コメントをしている。しかし、何か勘違いを受けやすい。こ

の点を少し記述したい。例えば、ウクライナ情勢について「ゼレンスキー大統領は、5月頃に

は「ロシア軍侵攻の始まった2月24日の状況まで押し戻した時点で停戦交渉する。」としてい

た。ところが、7月頃になると「クリミアを含めて全ての領土を奪還してから停戦交渉に入る。」

としている。何が彼の主張を変えさせたのか。当然の事ですが、戦況が有利に進展していれ

ば停戦交渉開始の条件をより自国が優勢になってからと考えます。しかし、戦況はそれほど

ウクライナに有利になってはいません。それなのに停戦交渉開始のハードルを上げてしまった

のは何故か。私が推察するには、ウクライナの現大統領の指導力・統制力が低下していて、

かえって彼自身が、周囲の人間やウクライナの有力者の影響によって、方針をかえざるをえ

ない立場になっていると思うのです。」などと投稿・コメントすると、もう私(飯嶋真一)はロシア

が勝利した方がよいと思っているとか言われて、なんともひどい目にあってしまうのです。しか

し、いくら私でもロシアが勝った方が良いなどと意欲(欲して)いるはずはないのです。あくまで

も私の個人的な考察からできるだけ客観的な推察の結論を述べたつもりなのです。しかし、こ

うなってしまう。これは、前回も投稿しましたが、日本人の本質的な気質がそうであるように、

どこか情緒的で、あまり理屈として考えていない事が理由なのではないかと思っています。勿

論、これも私の個人的推察です。私は、今回のロシアの特別軍事作戦(戦争)は、世界の情

勢に大きな変革をもたらす端緒であると認識しています。ノアの箱舟ではありませんし、勿論

世界の人々に「遺言書」を書くべき時などと吹聴するものではありません。しかし、人類の危機

的状況が迫りつつあるという認識をもっています。人類の遺言とでもいうべきものは何になる

のでしょうか。見て・読んでくれる何者かがいるのでしょうか。我々は、日本人としても、人類と

しても、今、真にそのような事を考えるべき時期にきているのではないかと思っています。