また行政書士会の悪口にならないようにしたいと思いながら、ついつい書いてしまう。最近、

5月28日(土曜日)に、千葉県千葉市のホテルを会場として、政治連盟と総会に出席してきま

した。特別、問題も無く終了した事はしたのですが、私個人としてどうしても納得できない議決

が1件だけありました。それは千葉県行政書士会の「令和4年度事業計画」です。何が納得で

きないかと言うと、「計画」の中に指導者(この場合は千葉県行政書士会会長)の方針が記載

されていないのです。勿論、記載されていないだけで、会長の方針が無いというわけではない

とは思うのですが、記載が無ければ一見してわかるものではないし、少し無責任なものになっ

てしまうのではないでしょうか。どのような計画であっても、組織で作成される限りは指導者の

方針があって、それを幕僚組織が具体化して、各種細部計画が作成されるはずです。昨年ま

での「計画」には会長の方針の記載がありました。今年度の「計画」から記載されなくなったの

です。願わくば、次年度からは方針の記載がある事を希望します。さて、長々とこのような事を

記述しましたのも、「遺言書」作成のアドバイス等に関わる行政書士の総会での事ですし、「計

画」も文書作成の基本に関係してきますから、極めて重要な関係にあると思うのです。そもそ

も、自分達の「事業計画」すらまともな作成が出来ないでは、他人の重要な文書である「遺言

書」の作成アドバイスなど出来るのか。とすら考えられないでいられないのです。これもまた、

何とも情けない話なのですが、私個人の力ではいかんともしがたいものの一つです。