家系図は、先祖供養、自己探求、子孫への遺言等、さまざまな効用あると記述してきまし

た。実は、私は両親から警察官になって欲しいと言われていました。理由は、私の父親が

千葉県警察官だったからです。私は、この両親の思いを知りながら、警察官にはなりません

でした。私が警察官にならなかったのは、幼い頃から駐在所などで働く父の仕事をずいぶん

見ていたからです。父親は屈強で頑健な男でした。父親が犯罪者などに「おまえら!」などと

言うと、悪い人達は震え上がったと思います。でも、私のような痩せた優男が同じような事を

したらどうなるでしょう。おそらく「なんだこの野郎、殺すぞお巡り!」などと言われるのではな

いかと考えていました。もちろん、そんな情けない事では困るのですが、私は人には持って生

まれた向き・不向きというものもあると思うのです。私は、自衛官になりました。私の祖父は

職業軍人でしたが、私と同じような痩せた優男でした。それにならったような感じですね。もち

ろん、訓練等は厳しかったですが、居場所を見つけた感じでした。私の持論ですが、警察官は

犯罪者を逮捕(生きて捕まえる)する仕事ですが、軍人(自衛官も本質的には同じかと)は敵を

原則として殺す(生きて捕まえるのではない)のが仕事だと考えていました。少し誤解を受ける

記述かもしれませんが、本当にそのような事も考えていました。祖父・父・私の写真は、私の事務所のHPにも掲載していますので、ご覧になってもらえば納得いただけるかと思います。

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