以前、投稿しましたが、私(飯嶋真一)は、今年還暦です。また、
あとひと月ほどで満年齢60歳となります。
個人的価値観として、私は、歳をとっているから偉いなどとは
けっして思いません。ダラダラ生きていたって何で偉いのか
説明などできないと思います。しかし、生きてきたというだけで
偉いと思う人達はいますし、そういう人達が間違っているとも
いえません。それはそれで個人的価値観なのです。
私が属している天真正伝香取神道流では、優れた門人でも
「四十二才を過ぎるまでは皆伝としない」とされています。
それは、そのぐらいの歳になってみないとわからない事が
あるからだと説明されます。つまり、優れた人でも四十二才
前で死んでしまうと、総伝になったとしても皆伝には至らない
という事になるのです。
私自身、最近、つくづく感じるのです。わずかにまだ六十才程度
ですが、若い頃(二十・三十歳代頃等)と比べた身心の違いは
歴然としているのです。これも、この歳まで生きていたからこそ
感じられる事だと思うのです。神仏先祖にただ感謝しております。
残念にも若くして(生まれてすぐ・十代・二十代・三十代ぐらい)で
亡くなってしまった方々には、たいへん申し訳ないのですが、私は
人が死ぬのに早い・遅いは無いと考えています。もちろん、結果的
に人生が短かった・長かったはあるのかもしれません。それでも
死ぬ時期に早い・遅いは無いと考えます。ひたすらその人の寿命
であると観るのです。
行政書士を開業して四年間・五年目を迎えて、遺言・相続業務を
中心業務にして、「遺言書」作成、市民生活支援業務を考えながら
日々、自問自答と自戒に努める毎日です。これからもこの状況は
変らないのでしょう。人の死は何時くるかわかりません。私の亡父
(飯嶋眞)も平成12年4月20日(満63歳)くも膜下出血で突然死
するなど、きっと思ってもみなかった事だったと思います。もしも
の為の備えは必ず役に立つものであると考えます。