５月、登園してくる時に「先生、梅見つけたよ～
」と沢山のおともだちが梅を拾って見せてくれました
みんな梅に興味津々のようです
そんな話をしていると…なんと
園長先生のご自宅のお庭に梅の木があることが発覚
園長先生のご厚意で、見に行かせていただくことになりました
「この木に何かなっているんだけど、分かるかな？」「あっ、梅があったよ～
」
「そう同じ緑色で少し分かりづらいと思うんだけど、これが梅だよ沢山なっているけれど、この梅で何か作れるかな
」とこどもたちに聞いてみると…
「梅ジュースが飲みたい
」という意見が出ました梅ジュースなら、甘くて美味しいからみんなで飲めそうだね
そこで先生からこんな宿題が…
『梅は高い所になっているから先生が取っておくので、みんなは梅ジュースの材料や作り方をお家で調べてきてね
よろしく～
』
保育園の０～２歳児のおともだちも梅を見に来たよ
梅の実を順番に触らせてもらって、近くで見ました
次の日、さっそく梅ジュースの材料や作り方をお家の方と一緒に調べてきてくれて、紙にまとめてくれました
「放送でみんなに教えてあげたいな
」「他のおともだちも作り方が分かるようにみんなが見えるところに貼ってあげたらいいんじゃないかな」
さすが年長さん次々とアイデアが出ますね
玄関のガラスに貼っておいたらみんなが見ていたよ良かったね
みんなも間近で見れるように各クラスに梅の実を渡しました
すると・・・
「種を見てみたい」「割ってみたい」という年少さんでは、中がどうなっているのか切ってみましょう
中はまわりと同じ黄緑色をしていたね
種を見つけると今度は埋めてみることに…
育つかな
違うクラスでは、種をきれいに取って洗っていました
さてみんなが調べてくれた作り方を見ると…
〝梅の実をきれいに洗う〟と書いてありました
手をきれいに洗って消毒をして、一緒に洗ってみよう
洗い終わったら、水分を拭いて乾かします。ヘタも先生が取っておいたよ
次はいよいよ瓶に詰めていくよ準備が出来たので学年ごとにホールに集まりました
みんなが調べてくれた作り方を見ながら
「消毒してきれいにした大きな瓶の中に同じ重さの分だけ〝梅→氷砂糖〟の順番に入れていくよ」
みんなにも氷砂糖を入れるお手伝いをしてもらいました
最後の年長さんが入れ終わる頃にはこんなにびっしり
最後は氷砂糖を一番上にして蓋を閉めれば出来上がり
あとは、氷砂糖が溶けるのを待つだけだね
お楽しみに～
調べてきてくれた梅ジュースの作り方は、みんなが見れるように玄関の柱に飾ることにしました
ご協力ありがとうございました
さああとは暗くなるように箱を被せて、溶けた氷砂糖が梅にもかかるように毎日混ぜます
梅ジュースはこどもたちが毎日見に来れるように職員室においてありました
氷砂糖がどのくらい溶けているのか気になるようで毎日付箋を貼って観察しているクラスも
こどもたちは梅ジュースをとても楽しみにしているようです
やっと氷砂糖が溶けました
「氷砂糖が全部溶けたので、今度先生が梅を出してジュースが飲めるようにしておくね」
瓶に詰めてから4週間ついに中の梅を取り出しました
そして、瓶の梅ジュースをざるとキッチンペーパーでこして、お鍋でひと煮立ちさせました
冷めたら空きの容器に移し、冷蔵庫で冷やします
職員室に瓶がなくなっているので、おともだちも「梅ジュースは」と気になっています
先生に「冷蔵庫にあるよ」と見せてもらうとニヤニヤもうすぐ飲めるね
年長さんは水遊びをした後にテラスで飲んでみることに
初めて飲む子もいるので、まずは少量から
匂いを嗅ぎ「梅の匂いがする～
」、一口飲むと「あまーい
」「美味しい」とみんなかなり気に入ってくれた様子
大好評でたくさんの子がおかわりをしていました
またイブニングキャンプで飲むそうです
年中さんも先生が梅ジュースを取りに行っている間に…
こどもたち同士で「梅ジュースって何色かな」「黄緑」「黄色」「オレンジ」と予想していました
正解は、お水で薄めているので淡い色でした薄すぎてあんまり色が分からなかったね・・・(笑)
冷たくて美味しいねみんなにっこり
年少さんは梅ジュースを注いでもらうと、匂いをくんくん
「桃の匂いがする」「バナナの匂いがする」「りんごの匂いがする」と果物の匂いがするみたいです(笑)
年少さんも梅ジュースが好きになったみたいです
今年初めて作った梅ジュース梅を取ってから飲むまで約1ヵ月半ずっと近くで過程を見てきたこどもたちは、梅ジュースが飲める日をとても楽しみにしていました
初めて飲む子も多く、みんなのお口に合うのか少し心配でしたが、みんな「美味しい」「もっとおかわり」と大人気で良かったです是非お家でも作ってみてください