私が購入した新型iPad Proは「標準ガラス」。

 

発表された際に「Nano-textureガラス」が気になりましたが、情報が出回るとすぐに「Nano-textureガラスにはガラスフィルム、ペーパーライクフィルムの糊が付着して汚れる可能性があるので保護フィルムを貼らない方がいい」、「Apple Pencilを直接使っても問題ないとアップルは言ってるが、経年でどういう影響が出るかどうかは不明」なんて情報が出てきたので、私は「標準ガラス」を選択しました。

 

私はスマホやタブレットは、液晶面にはガラスフィルム、本体には背面と側面を保護するバンパーケースを付けていないと普段使いするのが嫌なので、「Nano-textureガラス」は不要と判断。

 

さらに「Nano-textureガラス」は光や反射が抑えられる仕組みです。

 

私は液晶モニターもアンチグレア(光沢や販社を抑制している方)は苦手で、グレア(光沢がある方)を選択しますし、紙でもマット紙より光沢紙の方が好きなんです。

 

マットな画質で落ち着いて見えるより、目に痛くてもキレイにクッキリ見える光沢が好き。

 

私の新型iPad Proは、現状だとガラスフィルムを貼って、脱着可能なペーパーライクフィルムも貼りっぱなしで、落書きメインで、たまに検索なんかをすることもありますが、それくらいの使いかたならペーパーライクフィルムもわざわざ外すほどではないので、普段はペーパーライクフィルムのせいでアンチグレア状態になっていたりします。

 

電子書籍を読む時とかはちゃんと外して、大きな画面でキレイだなぁ、買ってよかったなぁと実感するようにしてますけどね。

 

そんな感じで一応愛用している私の元へ仕事関係者が「Nano-textureガラスの新型iPad Pro 11インチを購入しました」と持参してきたんですね。

 

私は新型iPad Proは自宅に置いて来ていたので、ちゃんと2台を並べて比較したわけではないのですが、「Nano-textureガラス」はパッと見た感じは「標準ガラス」とさほど違いを感じませんでした。

 

持ち主はアンチグレアフィルム派だそうで、「Nano-textureガラス」はアンチグレアフィルムを貼っているかのような画質なので理想的な液晶だったとのこと。

 

確かに標準ガラスと違って、ほとんど自分や背景が写り込まないのはスゴイと感じましたし、ペーパーライクフィルムを貼っている状態よりはるかに映り込みが無くて凄いと感じましたね。

 

ただ、ちゃんと見比べた訳ではないので感覚でしか言えないのですが、表示される文字やアイコンが13インチの「標準ガラス」より11インチの「Nano-textureガラス」の方が微妙に薄くて滲んでいるというか、ドットがクッキリハッキリしてなくて、アンチエイリアスで滑らかな感じで自然に見える感じでした。

 

「標準ガラス」はドットがクッキリハッキリ表示されるので、ドットのカクカクとした感じがしっかり分かります。

 

「Nano-textureガラス」は文字やアイコンのラインなど、アンチエイリアスが効いていてドットのカクカクが目立たずに馴染んでいるように見える感じ。

 

色味は「Nano-textureガラス」の方が色合いが馴染んで見えるからなのか、若干薄い感じがしましたが、これは明るさとか設定の違いかもしれません。

 

離れた位置からパッと見せられて「標準ガラス」か「Nano-textureガラス」かと言われたら全然分からないけど、「標準ガラス」の画質を知っていると、画面に顔を近づけてドットを確認をすれば、どちらのガラスの画質かは分かると思います。

 

あと、画面とベゼル(黒い枠)の指先で触れた感じの違いがあるが気になるといえば気になるのかな。

 

ただ、指紋が付きにくいのは素直にいいなって思いましたね。

 

「グレアフィルム派」、「光沢があってドットもクッキリハッキリ見える画質が好き」、「保護フィルム必須」、という方は迷わず「標準ガラス」。

 

「アンチグレアフィルム派」、「クッキリハッキリした画質よりマットで落ち着いた画質が好き」、「指紋が付きにくい方がいい」という方は「標準ガラス」に「アンチグレアフィルム」を貼っても別にいいような気もするし、「保護フィルムを貼りたくない」、「保護フィルムを貼らずにアンチグレアになるなら最高」という方だったら迷わず「Nano-textureガラス」という選択になるのではないでしょうか。

 

あくまで個人的な意見です。