小1の時の担任の先生のすすめでピアノを始め
以来50年近くずっとピアノを弾き続けています
…と言うと聞こえはいいけど





高校は音楽科だったにも関わらず
英文科の大学に進みたいと本気で悩んだり
身のほど知らず
でも私に音楽科の道をつけて下さった中学校の恩師の
またも温かい導きにより
ああでもないこうでもないとゴネつつ短大音楽科へ…
在学中、最高に楽しい教育実習を経験し
教員採用試験を受けるもあえなく撃沈
短大卒業後は「今すぐピアノの先生にならなくても」
「視野を広めないと」と
なにさま



一般企業に就職したり…
でもこれは狭い音楽以外の世界を知り
社会の厳しさ、社会の何たるかを身を持って経験でき
自分にとって大きな大きな財産となりました
そんな折、近所のママさんに頼まれて
会社勤めをしながら数人の子供のレッスンを始め
それからはガムシャラに勉強しました
音楽科ではピアノの演奏や理論は学べても
現場での指導法などは一切学べません

ヤマハの全国組織だったレッスン研究会「PEN」では
あらゆる教材、指導法、演奏法
当時ヤマハで大々的に売り出していたピアノプレイヤー
また「伴奏くん」MDP-10を使っての効果的なレッスン
また東北6県のPENの先生方が一堂に会し
それぞれの研究内容やその成果を発表する「仙台フォーラム」には
みんなで毎年参加して大きな刺激を受けたものでした
こうして導入から大きな生徒さんまでを網羅した
幅広い内容を10数年にわたり勉強させていただきました
その頃の仲間とは今もずっと仲良しです
並行して郡山ピアノ指導者協会にも長年お世話になり
素晴らしい先輩方から
たくさんのことを学ばせていただき
市を挙げての大きなイベントや
子供達のための小さな音楽会まで
企画・運営・広告作成・宣伝
演奏以外のこともずいぶんやったなぁ…
そんなこんなで短大卒業後から35年
一度もピアノから離れずに来れたことは
昔も今も通って下さる生徒さんあってのこと
ただ感謝しかありません
だから私たち指導者は常に勉強し
少しでもいいレッスンができるように自分を磨き
たくさんの子供達に対応できるように
指導の引き出しをたくさん持っていなければと思うのです
…ってわけで
学びの旅はまだまだ続くのであります


