定休日で定期通院でした。

奈良の先生の竿を磨き、細部迄ノギス、物差しで寸法を計りました。
振りやすい理由もわかり、中尺、長尺を作る際に参考にします。

開業前に作った竿の穂先を差し替えます。
手元と穂持ち矢竹の8尺、特に穂持ちは希少な径なので、穂先を差し替えます。
既存穂先は扁平でお粗末。
バランスも最悪。
失敗からやっていいこと、やってはいけないことを学習しています。

ネットで先が抜ける、被る、魚の上がりがよい、銘柄の話しを沢山観ます。
何故、そうなるか?はなく、単なる竹竿自慢なのかと感じます。
一般の釣り人が嫌い、アレルギー反応を起こす話しだと思います。
何故?かを解明するから面白い。

いよいよ、漆が乾かなくなりました。
ムロに水を打ち、電気で温度管理しました。
エアコンを入れても、ウレタンも乾きが悪いです。

明日は最後の矢竹採取です。