試作浮子の塗装にガサつきを感じたので、研いでウレタンで上塗りしました。
ウレタンが乾いたら本漆で銘、サイズを入れます。



 
万力の差し込み調整
豊舟万力をお客様の竿掛けに合わせます。
差し込みがゆるいので、塗装で太らせます。
下塗りにウレタンを塗りました。
径の調整は、ガラス補修用のエポキシを使います。
サンディングシーラーを使うか迷いましたが、慣れているエポキシを使います。
エポキシの乾きの遅さ、面出しが大変ですが、慣れとエポキシのメカニズムさえわかれば解消します。
私の特徴は数ダイブのエポキシを、下地に使うことです。



冴えの穂先
穂持ちとのバランスを出しています。




特殊塗料で針外しの下塗りを塗りました。
ウレタンと本漆の長所を持っています。
ウレタンの防水性、乾きの良さ、漆の艶、剥離しにくい性質を合わせ持ちますが、カシューとは違う塗料です。
これは企業秘密、㊙️

冴えの穂先も考えに考えて、使って感触、調子を出します。
合成竿、冴えは竹竿の感触と違うと言われます。
シマノの柳は竹竿化していて、竹竿はカーボンロッド化しています。
私は竹竿に近い冴えや合成竿に仕上げていきます。
たまに勉強しないとどんどん遅れますから、勉強とテストは必要だと思っています。

記念竿の注文も順調で謝恩竿ではなく、新構造の合成竿を気にしていただいています。
新構造は見た目は竹、カーボンの軽さを持っています。