クラシックカーを購入した状態で、実用性は低いです。
先日、暇つぶしにネットオークションを見ていたら、昭和20年代~30年代の作と思われる源竿師が出ていまた。
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金額は1000円スタート、可哀そうな設定・・・
へら竿の創始者に最も近く、近代へら竿の開祖である竿が・・・
 
そこで入札したら、つい熱くなり、落札してしまいました。
 
その竿が届き、眺めていました。
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15尺口巻き 籐握り 岩の焼印・・・脇銘か・・・
オ―クション画像から、先が短く元が太い、先調子と想像していました。
振ってみると、あれ、驚き!
軽い!
何とも言えない振り調子。
 
魚をかけた調子の議論はされるが、振り調子の議論は何処でも聞かないし、見ない。
魚を釣るためには、餌を振り込まなければならない。
魚を掛ける率と、餌を送り込む率はどちらが高いか・・・
 
 
面白くなり、同じ丈5の源竿師の弟子たちの竿と比べました。
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上から
源竿師、山彦、こまどり、竿春、錦水(一竿子)
明らかに手元の太さ、先の短さがわかります。
竿が近代に近づくにしたがい、先が太く、仕舞い込みが厳しくなっています。
 
こうやって観ると、こまどりの特徴も理解できました。
 
山彦の生地組は独特で、同門との違いがわかり、その意味もわかりました。
先抜け感と引き、耐久性の為の生地組か・・・
 
竿春は焼きの強さ、それに似た錦水
意外なことにこまどりも似ているな~
 
空いた時間でレストアして、一度は魚を掛けてみます。
その後は大切に保管する予定です。