昨日のエントリーはFumihiro Sunadaさんの初めてのATTでCSMになれた話でした。
TOCやTOCfEにはCLRと呼ばれるものがあります。 Categories of Legitimate Reservation の略ですが、これの日本語訳が難しいと言われています。
例えば、
- 論理的な賛成留保のカテゴリー
『頭のいい人の思考プロセス』(リサ・J・シェインコフ著 PHP) - 論理の規定
『ゴールドラット博士の論理思考プロセス』(H・ウィリアム・デトマー著 同友館) - ちゃんと考えていない思考の4大ケース
『TOCによる学習のつながり』(教育のためのTOC国際認定プログラム テキストブック) - ちゃんと論理的に考えるチェック項目
『考える力をつける3つの道具』(岸良裕司著 ダイヤモンド社)
などと訳されています。(なんのことかわかりにくいのもありますよね)
他にも「礼儀正しい議論のための4つの質問」とか「ちゃんと考えるための4つの視点」とか言われたりすることもあります。
辞書でちょっと単語の意味を調べてみました。
Legitimate :道理に合った, 論理的に正しい, もっともな, 本物の
Reservation :不安, 疑念, 疑い
といった意味だそうです。
この意味から、自分なりに Categories of Legitimate Reservation を直訳すると「論理的に正しいかの疑いの種類」になります。(まだちょっとよく分からないですね)
CLRは何に使うかというと、TOCやTOCfEでは図を書いて物事を考えるのですが、書いた図のロジックを確かめるのに使います。疑いの目を持って確かめるということなのでしょう。
使い方も合わせて考えて、CLRを「論理的に正しいか確かめるための視点」と訳してはどうかなと思っています。(ちょっと固い感じですかね)
さて、TOCfEのCLRには以下の4つがあります。
ちなみにTOC思考プロセスのCLRは8種類ですが、TOCfEのCLRは子供でもわかりやすくするために数がしぼられています。TOCの方は因果関係の検証がより細かく分類されているので、その分数が多いと僕は思っています。
「視点」と訳してみましたが、もともとは Categories なので、論理的に正しいか確かめるべきことは、この4つに分けられるということなのでしょう。すごくシンプルですね。
実際に使ってみると、すごくシンプルだと思うとともに、とてもパワフルだなと思います。CLRを使ってロジックを確かめると、すごく深く考えられますし、気づくこともいっぱいあります。論理思考のトレーニングにももってこいです。
CLRは図を書いた時に確かめる時に使うと書きましたが、それ以外にも使えます。
他の人とのコミュニケーションで何か噛み合わない時ってありますよね?
そんな時には、このCLRで自分が言っていること、相手が言っていることが、どのパターンに当てはまっていて噛み合っていないんだろうとチェックしてみるといいと思います。
特に自分が話したことをCLRでチェックしてみると、いろいろと気づきがあると思いますよ。
誰かとのコミュニケーションで、「ん?」と思ったらCLR。ぜひオススメしたいです。
ということで、今回はCLRについて書いてみました。
もしわかりにくいところがあるとすれば、CLRによるチェックが足りないということなんでしょうね。 (^^;;
全国各地にTOCfEのコミュニティがあります。もし興味がある方は、お近くのコミュニティに参加してみてはいかがでしょうか? TOCfEコミュニティの紹介ページ
ちなみに僕は北陸のコミュニティ(TOC@Hokuriku)をやっていて、毎月第3土曜日の19時から金沢で勉強会を開催しています。もしよかったらぜひどうぞ!
他にも「礼儀正しい議論のための4つの質問」とか「ちゃんと考えるための4つの視点」とか言われたりすることもあります。
辞書でちょっと単語の意味を調べてみました。
Legitimate :道理に合った, 論理的に正しい, もっともな, 本物の
Reservation :不安, 疑念, 疑い
といった意味だそうです。
この意味から、自分なりに Categories of Legitimate Reservation を直訳すると「論理的に正しいかの疑いの種類」になります。(まだちょっとよく分からないですね)
CLRは何に使うかというと、TOCやTOCfEでは図を書いて物事を考えるのですが、書いた図のロジックを確かめるのに使います。疑いの目を持って確かめるということなのでしょう。
使い方も合わせて考えて、CLRを「論理的に正しいか確かめるための視点」と訳してはどうかなと思っています。(ちょっと固い感じですかね)
さて、TOCfEのCLRには以下の4つがあります。
- 明瞭性
単語や文章の意味があいまい - 存在
それが本当かどうか、事実なのか - 因果関係
因果関係が本当になりたっているか - 十分性
他にも原因があるのでは
「視点」と訳してみましたが、もともとは Categories なので、論理的に正しいか確かめるべきことは、この4つに分けられるということなのでしょう。すごくシンプルですね。
実際に使ってみると、すごくシンプルだと思うとともに、とてもパワフルだなと思います。CLRを使ってロジックを確かめると、すごく深く考えられますし、気づくこともいっぱいあります。論理思考のトレーニングにももってこいです。
CLRは図を書いた時に確かめる時に使うと書きましたが、それ以外にも使えます。
他の人とのコミュニケーションで何か噛み合わない時ってありますよね?
そんな時には、このCLRで自分が言っていること、相手が言っていることが、どのパターンに当てはまっていて噛み合っていないんだろうとチェックしてみるといいと思います。
特に自分が話したことをCLRでチェックしてみると、いろいろと気づきがあると思いますよ。
誰かとのコミュニケーションで、「ん?」と思ったらCLR。ぜひオススメしたいです。
ということで、今回はCLRについて書いてみました。
もしわかりにくいところがあるとすれば、CLRによるチェックが足りないということなんでしょうね。 (^^;;
全国各地にTOCfEのコミュニティがあります。もし興味がある方は、お近くのコミュニティに参加してみてはいかがでしょうか? TOCfEコミュニティの紹介ページ
ちなみに僕は北陸のコミュニティ(TOC@Hokuriku)をやっていて、毎月第3土曜日の19時から金沢で勉強会を開催しています。もしよかったらぜひどうぞ!