大切な方へ四季折々の贈り物|季節の和菓子なら飯田市・船橋屋

大切な方へ四季折々の贈り物|季節の和菓子なら飯田市・船橋屋

長野県飯田市で3店舗出店している船橋屋です。
和菓子は日本の四季折々を彩る日本古来の食文化です。
季節を感じる和菓子についての魅力を様々な方向から発信したいと思っております。
大切な方への贈り物に和菓子をお遣いください。

Amebaでブログを始めよう!

こんにちは。
大切な方への四季折々の贈り物
季節の和菓子なら飯田市・船橋屋の店主です。

飯田市はあまり知られておりませんが、
和菓子の盛んな土地であります。
(ちなみに、焼肉も有名です(笑))

特に半生菓子は全国シェア40%を占めるほど盛んです。
ではなぜ飯田市は和菓子が盛んな土地に
なったのでしょうか?

その歴史は養蚕業と深い関わりがあります。
養蚕業となぜ和菓子が関わりがあるのかは、
こちらをご覧ください。


こんばんは。
大切な方へ四季折々の贈り物|
季節の和菓子なら飯田市・船橋屋の原です。

今回で和菓子の歴史も3回目になります。

今回はお菓子とは切っても切れない

「甘味」

についてお話します。


菓子というものは当然甘いですよね。
今は砂糖がありますが
昔はそんな精製されたものは当然ありません。


では当時の「甘味」とは
どのようなものだったのでしょうか?


まずは米を発芽させた「米もやし」を
つかってでんぷんを糖に変える
「飴」がありました。

それから「甘葛」(あまづら)という
冬期におけるツタの汁を煮詰めた
一種のシロップがありました。


このようにして昔の人たちは
「甘味」をとっていたんですね。

ちなみに
砂糖が日本に
伝わってくるのは750年頃
のことです。
しかし広く使われるようになったのは
江戸時代以降のことです。


食材を加工して「餅」ができ、
様々なもので「甘味」、糖を作っていく。
もう菓子の登場までもうすぐです。


次回、和菓子の歴史を書くときは、
それからの和菓子に大きな影響を与えた
「唐菓子」(からくだもの)について書こうと思います。


この頃になるとますます和菓子と季節の
関係が深くなっていきます。


これからも四季折々、季節を楽しめる和菓子の
魅力について紹介していきます。

こんばんは。大切な方へ四季折々の贈り物|
季節の和菓子なら飯田市・船橋屋の原です。


前回に引き続き今回も和菓子の歴史に
ついてお話しようと思います。


様々な季節、その形を変えて、
登場する和菓子と密接に関係の
ある食品があります。


あなたはそれは何かご存知ですか?


その食品とは「お餅」です。


こんなにもその季節季節に応じて
和菓子のに登場する食品はなかなかありません。


当然当然和菓子とは深い関係があります。


前回古代人は間食として木の実や果物を
食していることはお話ししましたね。


その後文明が発達すると木の実を乾燥させたり、
石臼などで粉砕し、保存するようになりました。

しかし

そのままではアクが強くて食べる事ができません。

その粉を水にさらしてアクを抜き、
丸めて熱を加えるなどして食べていました。


そうです。
のちに餅に発展していく団子の始まりなんです。


こうして食材を加工するようになった昔の人たちは
日本最古の加工食品と言われる「餅」を
作ることになっていくのです。


木の実や果物だった「果子」から加工食品「餅」へ
だんだんと和菓子に近づいてきましたね。


次回、和菓子の歴史を書くときは
「和菓子の甘味」について書こうと思います。


これからも四季折々、季節を楽しめる和菓子の魅力に
ついて紹介していきたいと思います。


こんばんは。
大切な方へ四季折々の贈り物|
季節の和菓子なら飯田市・船橋屋の原です。


みなさん、和菓子っていつ生まれたかご存じですか?


ほとんどの方は知らないと思います。
そこで今回から何回かに分けて和菓子の歴史に
ついて語ろうと思います。


今回は「菓子」というものが
どう生まれたかお話します。


時は古代までさかのぼります。
この時代もちろん食品を加工するなんて技術はありません。


古代人はお腹が空くと野生の木になっている
「古能美」(木の実)や「久多毛能」(果物)を
採って食べていました。


この間食が「果子」(≒菓子)と呼ばれるもの
となったと考えられます。



木の実や果物は当時栽培なんてされてません。
その季節ごとになった旬の果物や木の実を
食していたことでしょう。


その甘みを古代人は特別なものと感じ、
主食と区別していたんでしょうね。


こうして菓子の原型である「果子」が
登場したわけです。
こんな時代から季節を感じ、
その時々を楽しんでいたんですね。


和菓子と言われるものが登場するのは
この時代からまだまだ先の話になりますが
和菓子の成り立ち知ってみると
意外なものがどんどん出てきます。


季節を感じる和菓子、歴史は本当に深いです。


次回は「餅」のお話です。
餅とは和菓子にとってどういうものなんでしょう?

四季折々、季節に楽しめる和菓子、その魅力を紹介していきます。


こんばんは。

大切な方へ四季折々の贈り物|
季節の和菓子なら飯田市・船橋屋の
原です。


5月に入り日中は本当に暑くなりましたね。
気温が四季の移り変わりを感じさせてくれます。


季節が移り変わり、新緑の季節がやってきましたね。
今回はお菓子のうんちく(笑)はお休みしまして、
こんな
季節に食べたい和菓子のお話
をしたいと思います。


和菓子屋としましてはやはりお客様に
季節を感じて頂きながら甘いものを
召し上がっていただきたい
という気持ちがあります。
なので使う材料も旬のもの旬のものとなっていきます。


今の時期だと新緑の季節を感じて頂きたいので
若草色の「抹茶まんじゅう」など
抹茶を使った
和菓子がお勧め
ですね。
目にも季節を感じさせてくれますが、
口に含んだ瞬間ふわっと広がる抹茶の風味は
甘みとよく合いこの時期のお茶菓子に
ぴったりです。


のど越しのことを考えると
以前ブログにも書いた
「麩まんじゅう」もお勧め
です。
日中厚くなっても冷やした麩まんじゅうは
つるりとのどを通って行ってくれます。


こんなにも季節にこだわって作られているお菓子も
世界ではあまりないように思います。



四季のある日本に生まれて本当に良かったと実感する
瞬間ですね。

おはようございます。

大切な方へ四季折々の贈り物|
季節の和菓子なら飯田市・船橋屋の原です。


今日は端午の節句ですね。
このような季節の行事は和菓子と
関係していることが多いですね。


今日は今まで書いたこの季節の和菓子
でもある
「ちまき」のお話をもう少ししたい
と思います。


さてちまきのルーツは以前書きましたが
実はあのお話とこの季節に
大空を泳いでいる
鯉のぼりとは
深い関係があるんです。


国に失望し川に身を投げ、自殺した
屈原(くつげん)。
それを悼んで投げられた供物は、
屈原のもとに届く前に悪い龍に
盗まれてしまいます。
そこで、龍が苦手にしている
楝樹(れんじゅ)の葉でもち米を包み、
邪気を払う五色(赤・青・黄・白・黒)の糸で
縛ってから川へ流すようにしたところ、
無事に屈原のもとへ届くようになったそうです。


粽に結んだ赤・青・黄・白・黒の
五色の糸は、
子供が無事に
育つようにとの魔よけの
意味を込め、鯉のぼりの吹流しの
色に
使われるようになったんですね。


平安時代に日本に伝わったちまき。
江戸時代に端午の節句がご節句の1つになると、
縁起のいいかしわ餅は江戸の主流になり、
伝統を重んじる上方はちまきが主流になりました。


関東ではかしわ餅、
関西ではちまきを食べる傾向は
幕末までに定着されたそうです。


季節の和菓子。そのルーツを知るとやはり
四季の行事や物事などと深くかかわっています。

大切な方へ四季の贈り物|季節の和菓子なら
飯田・船橋屋の原です。

日本古来からある日本伝統のお菓子である和菓子。
四季折々の季節感を感じさせてくれます。

特に日本の四季との関係性、
季節の移り変わりによる和菓子の変化は、
日本人の目と舌を楽しませてくれます。

和菓子は江戸時代に盛んになり、
茶の湯とともに発展してきました。

和菓子といってもかなりの種類があります。
一般のイメージから言えば、
和菓子=あんこが入ったものと思うかもしれません。

和菓子によって四季を感じることも多々あります。
その証拠に、「おはぎ」はその季節によって名前が変わります。

春はぼたもち、夏は夜船、秋はおはぎ、冬は北窓
と四季折々の名前を持っている和菓子です。
四季によって名前が変わるだなんて、
素敵だと思ってしまうのは私だけでしょうか。

ぼたもち、おはぎは一般的に聞いたことがありますが、
夜船や北窓など耳にしたことは、
あまりないのではないでしょうか?

こんなところにも季節感が溢れています。

もちろん、見た目にも夏の和菓子は
いかにも涼しさが表れているものが多いですよね。
葛切りや水まんじゅうは「夏」という季節
を存分に感じさせてくれます。

秋には栗の和菓子が人気ですね。
栗の和菓子と言えば、
長野県小布施町、岐阜県中津川市、恵那市近辺が有名ですが、
弊社船橋屋も自慢の栗菓子をいくつか取り揃えております。

季節を感じるということは、
日本人であることの喜びであり誇りと思っております。

日本の四季を彩る和菓子。
また季節感を存分に感じさせてくれる和菓子。
今一度、日本の素敵な四季折々の「和菓子」という文化を感じながら、
和菓子を作り、伝えていきたいと思っております。

こんばんは。


大切な方へ四季折々の贈り物|
季節のお菓子なら飯田市・船橋屋の原です。


いよいよゴールデンウィークがやってきますね。
連休中には端午の節句があります。
端午の節句に食べられる季節の和菓子は2つあります。


皆さん知ってのとおり「柏餅」と「ちまき」ですね。
柏餅は前回書いたので今回は「ちまき」のお話です。


柏餅、ちまきとともに端午の節句の供物ですが
この2つのお菓子、ルーツをたどると
大きな違いがあります。
それはなんでしょう?


それは柏餅のルーツは日本にあるのに対して
ちまきのルーツは中国にあるんです。

そのルーツのお話とは…・

中国の春秋戦国時代に存在した屈原という
詩人が5月5日に国の将来を心配して
川に身を投げて自殺をし、それを哀れんだ人々が
水中に投じた供物がちまきの起源と言われています。
それで屈原の命日にちまきを食べる習慣ができたんですね。
そもそも
5月5日を端午と呼ぶ風習も
中国から伝わりました。


柏餅は子孫繁栄というおめでたいお菓子に対し、
ちまきには少し悲しいお話が元にあったんですね。


この季節にたべることの多い2つの和菓子。
ルーツを知ると食べる時の気持ちも変わってきますね。

こんばんは。
大切な方へ四季の贈り物|
季節の和菓子なら飯田・船橋屋の原です。



すっかりあったかくなりましたね。
日中は暑いぐらいです。
今日はちょっと暑い時期でもおいしく食べられる
初夏のお菓子、「麩まんじゅう」のお話です。


おまんじゅうには蒸しまんじゅう、
焼きまんじゅう、
生もののまんじゅうと
いくつか種類があります。
麩まんじゅうは生もののおまんじゅうになります。


この麩まんじゅうは冷やして食べることができ、
つるりとしたのど越しで暑い季節にぴったりの
お菓子なんです。


しかもこの麩まんじゅう、
実は材料にちょっとした
秘密があるんです。



それは麩というものが健康にいいということです。


麩はグルテンを主原料とした加工食品です。
グルテンは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から
生成されるタンパク質の一種です。
植物性のタンパク質ということで精進料理によく使われるそうです。


グルテンの中には
グルタミン酸というアミノ酸が含まれていて、
このグルタミン酸は健康的な脳づくり、
知能アップ、また筋肉づくりに効果がある
そうです。



この季節、おいしいだけでなく健康にもいい
麩を使った麩まんじゅうを食べてみてはどうでしょう。


こんばんは。

大切な方へお菓子で送る気持ち|
手土産・贈答品なら飯田の和菓子・船橋屋の
原です。

今日は少し早い時間のブログ更新。
よろしくおねがいします。


さて僕の住んでいる地域ではもう桜が
散り始めました
この間まで開花を待っていたのに
早いものですね。


船橋屋でも今日で桜餅が終わり、
入れ替わりに「柏餅」が登場します。


今日は「柏餅」のおはなしを少ししようかと思います。


柏餅は当然ですが、柏の葉を巻いてあるから
柏餅という名前になったことは言うまでもありませんよね。


でもなぜ柏の葉をまくのでしょう?
実はそこにこのおもちが端午の節句に
食べられる理由があるんです!!

その理由は
柏の葉は新芽が育つまで
古い葉が落ちないことから
「子孫繁栄(家計が途切れない)」
という縁起を担いだから
と言われています。


なのでこれを5月5日の端午の節句に
食べる地域が
多いんですね。
地域によってはチマキがメインの場所も
ありますね。


節句の時期になると船橋屋でもよく
柏餅を贈答品として買っていかれる方が
多くいらっしゃいます。


今までなんとなく柏餅を子供に
食べさせていた方もその理由を知れば
食べさせるときの気持ちが変わりますよね。