こんにちは。

 

2月は初めての更新となります。

 

いきなり競馬クイズ。

 

Q. 1980年以降では唯一、桜花賞を制覇した後に日本ダービーに挑んだ牝馬は?(難易度:★★★★☆)

 

ヒント:社台グループ総帥、吉田善哉氏が愛した馬として知られており、善哉氏の棺には彼女のたてがみが納められている。

 

答えは記事の最後に。

  小倉競馬に行った話

先週、2月4日に小倉競馬に行きました。冬開催のうち一回は行きたいと思っていたので、叶ってよかったです。競馬場にふらっと行ける距離に住んでないため、重賞開催がない日の競馬場に行くのは初めてでした。人の数が少ないとめちゃくちゃ快適でいいですね。空気もどこかのんびりしてました。

 

父の誕生日が近かったもので、キングカメハメハのぬいぐるみを買いました。ドゥラ好きがお父さんに買うのにこれ以上のプレゼントはないでしょう。父はもともと競馬を全く知らなかったのですが、私が口うるさく布教しまくった結果、ドゥラっ子の出るレースは応援してくれるようになりました。有馬記念でのタイトルホルダーの走りについて熱っぽく語ってくれた時に、こちらはにんまりとしたものです。

 

さて、私が競馬場行くときに買う馬券は大体決まっています。メインレースまではドゥラっ子の単勝。そしてメインレースは馬連か三連複を15点前後。当たったら嬉しいけど、外れてもそこまで悔しくない、むしろ観戦料ととらえられるくらいの塩梅でやらせてもらっています。

 

今回は三人の先輩方とご一緒したのですが、みなそれぞれに楽しまれていたようでした。私とは馬券のスタンスも買い方も全然異なるので、何を買ったか比較するだけでも面白いです。

 

私が勝ったドゥラっ子たちはまさかのシルバーデイ。2着が6頭、3着が2頭。単勝がひとつも掠りませんでした。プレッジ、ショウナンアキドン、イグザルト、エルゲルージ、そしてなんといってもシュガークン……。まあ、みんな次戦に期待ですね。メインで勝った馬券の方もダメでしたので、しっかり焼き鳥でした。

 

なんかプレッジは私が小倉行くたびに見かけます。彼は小倉好きですからね。彼の妹のサンセットビューがクイーンカップに出走するので楽しみです。

 

東京新聞杯と小倉日経OPはドゥラに頭焼かれたアヴェラーレ・サウンドビバーチェ・ダークエクリプスを軸とした馬券だったのでしょうがないですが、少し悔しいのはきさらぎ賞。先輩Aの惚れ込んだビザンチンドリームと、私が血統のロマン+ミルコから推していたシヴァース、そして内を差し込んだウォーターリヒトの大接戦には痺れました。

 

ともあれ、ピーヒュレク騎手が重賞勝てて良かった。大味な競馬でしたが、それは馬の気質によるところが大半です。スタートなんか「よっこらしょ」って感じでしたし。ミナリク騎手とのエピソードを読んでたら、単純ですが応援したくなってしまいました。

 

 

キングスコート騎手も頑張って(ボソッ

 

  アジアカップの話

 

バーレーン戦の前はめっちゃバーレーンの映像見ました。イラン戦の前はめっちゃイランの映像見ました。おかげでイランの選手はほとんど空で言えるくらいになってしまいました。

 

しかしまあ、日本が敗退してしまうと90分見る気は起きない。いや、カタールvsイランの準決勝も面白かったですけど、やっぱり日本代表見る時とは気持ちの入り方が全然違うわけで。

 

なんかでも、今回の代表見て思ったのは、カタールW杯の時と同じく、今までの次元で語ることが難しいチームだということです。監督の役割が戦術家というよりモチベーターであるということ、個々の選手の戦術理解度をベースに置いた即時的な戦術、5人交代となったシステムを利したゲームの流れの変え方……数年前のサッカーとあまりに違いすぎる。

 

そして、今大会はゴールがどこにあるのか見えなかった。優勝するのが当たり前のような空気感、ワールドカップで勝つための大会という感じだと私個人は捉えていたのですが、アジアの厳しさを思いしったとき、その道程で得たものは果たしてあったのか。

 

鈴木選手が経験値を詰めたことは一つ大きな成果でしょう。真剣勝負の本番で、一つのミスで度を越した批判が飛んでくる(もちろん誹謗中傷はいけません)ようなピリピリした状況を体験することは、何にも代えがたい。彼は将来スーパーなゴールキーパーになる可能性を十分に秘めていますから、じっくりと育てていかなければならないです。(ケインだって初参加の欧州選手権はノーゴールでめっちゃ批判されたんですし、短絡的な批判なんかしてもいいことないです)

 

イラン戦後の守田選手のコメントを見ると、やはり試合中にコーチ陣から統一的な戦術の落とし込みというのはあまりなされなかったのだなと思います。それが選手の自主性を育てるという意味で良いことなのか、それとも現場の選手がやりにくさを覚えたようにやめた方がいいことなのか、どのくらいのバランスで成立させるのか、それもやってみないと分からない。

 

おそらく、選手交代と陣形の変化をハーフタイムに行うことによってチーム全体が意図を共有できたワールドカップのドイツ・スペイン戦と比較して、今回は選手交代も陣形の変化もスムーズに行うことが出来ず、選手たちも統一的な理解が図れなかったのではないかと愚考しています。それこそが、森保監督が振り返って述べた「選手交代のミス」の本質だと思うのです。

 

うーん、なんか考えられること多すぎて、思考が迷宮入りしてしまいそう。チーム作りって本当、難しいのだなと思います。伊東選手の件とかイレギュラーなことも起こりましたし、やはりこういう大会は一筋縄ではいかない。一番泣きたいのは敗戦を2試合も引かされた挙句、2試合分の放送がフイになってしまったテレ朝でしょうけど。

 

あと、今回DAZN使ってみて思いましたが、30秒スキップしかないのはどうにかした方がいいと思います。あとで試合振り返るのに、めちゃくちゃイライラしました。30秒経つとサッカーでは別場面になってしまうので、せめて10秒スキップをブラウザ版でもできるようにお願いします。(結局イランやバーレーンの試合はYoutubeのアジアカップ公式のフルタイム動画見ました。5秒スキップ最高!)

 

決勝はカタール対ヨルダンかあ。順当ならカタールでしょうね。アフィフとアリがやっぱりすごい。アフリカネイションズカップの方はナイジェリア対コートジボワール。やばい、選手がわからない。ナイジェリアの知識はモーゼスとムサ、コートジボワールに至ってはドログバとトゥーレ兄弟で止まってます。いつか更新しなければ。

 

アジアカップで初めて知ったイラン代表のゴドスが凄かった。ブレントフォード所属なのですが、やっぱりプレミア基準の運動量が桁違いなことを思い知りました。

 

  OUTRO

 

まあ、そんな感じで久しぶりの雑記でした。F1ではハミルトンが25年からフェラーリ移籍とかいうすごいニュースも飛び込んできましたし、一つ終わってもまた新しい話題が始まる趣味の世界は楽しいです。競馬は一年中続いてますけども。

 

さて、競馬クイズの答えですが……

 

A. シャダイソフィア

 

でした。1983年の桜花賞を制した後、ミスターシービーが勝利した日本ダービーに挑んで17着に大敗。社台グループ悲願の日本ダービー制覇はおあずけとなりました。

 

桜花賞制覇後に日本ダービーに挑んだ馬は少なく、80年以前をさかのぼっても他に2頭(57年ミスオンワード、58年ホウシユウクイン)しかいません。桜花2着からの参戦であればウオッカやサトノレイナスが記憶に新しいですね。

 

Wikiの記事が全盛期前の社台の試行錯誤を感じて読み応えあるので是非どうぞ。

 

 

競馬史の沼においでませ。

 

関係ない話をもひとつしますと、筒井康隆『旅のラゴス』を読了しました。

 

 

「ラゴスの旅」ではなく「旅のラゴス」であることにしみじみと感じ入る読後感がなんともいえない。読む前はナイジェリアの街を旅する話かと思ってましたけど、ラゴスって登場人物の名前だったんですね。筒井作品にしてはふんわりしたファンタジーで非常に読みやすかったです。『パプリカ』が映像作品併せてヴィヴィッドすぎたのもありますけどね。『富豪刑事』が未読(積読)なのでいつか読みます。

 

近日中にウマ娘のライブを配信試聴した感想を投稿します。今週の競馬も展望したい(重賞にドゥラっ子が1頭ずつでますし)、名実況列伝も書きたい、海外競馬も話題が溜まってきた……

 

こんなことを言いつつまた更新期間が空く恐れもありますが、モチベ最優先でやっていきます。名実況列伝のアクセス数が細々と維持できているのは非常に嬉しい限りです。これからも頑張ります。

 

それではまた。