こんにちは。

 

前回書き忘れたのF1でした。サンパウロの角田君すごかったから書きたかった。荒れ気味だったとはいえ、スプリント6位も本選の2ポイントもすごかった。最後のアロンソvsペレスの3位争いは久々に血沸く争いが見られたなあ、という感じで満足感が高かった。レッドブルだけ除けばポイントも結構拮抗していて面白いですしね。

 

さて、エリ女展望の前に土曜の競馬をざっと振り返り。

 

ドゥラ新馬はドゥーラの妹ダイタジェネシスとルージュスティリアの妹ルージュグレイシアがあっけなく跳ね返されました。アエロリットの子コンドライトも2戦連続の2着となり、2歳馬の勝ち上がりは無し。クラシックに向けて有力馬がもう何頭か出てきてほしいな。

 

そもそも今日は勝利馬がロードカナロアの甥のロードアヴニール(岩田望来騎手)だけだったんですが、勝ち方がえげつなかったので京都6Rをぜひ見てみてください。あのえげつない不利をひっくり返すとは……めちゃくちゃ強いです。

 

ドゥラっ子じゃないですがお気に入りのステラヴェローチェはどうしたいのかよく分かりません。なんでダート使ってるのかも判然としない。調整なのか、それともダート本線でやっていくのか。もう一度くらい芝中距離試しませんか。

 

武蔵野も京王杯も見どころはあったんですが、個人的に面白かったのは各場の3勝クラス。2歳時に負けた相手が今考えるととんでもないやつばかりのアサヒ、ミッキーロケット×ミッキークイーンのミッキーゴージャス、ホリー・ドイル騎手が乗った薔薇一族のヴィブラフォン。みんなオープンクラスでどんな活躍をしてくれるか楽しみです。なんでセントカメリア負けたんや……

 

福島記念展望

伝説のパンサラッサみたいな逃げ残りを期待!土曜も逃げ残りできてましたし。

 

逃げ候補の2頭は外枠に放り込まれましたが気にせず逃げるでしょう。

 

ハナを取りそうなのはユニコーンライオン、それに注文をつけそうなのはバビット。バビット逃げてくれないかな。パンサラッサと同世代であり、ナカヤマフェスタ産駒の綺麗な尾花栗毛でパンサラッサの本格化前は逃げ馬と言えばこいつだったし。同じ福島のラジオNIKKEI賞を思い出してほしい。もう3年前だけど。

 

エリザベス女王杯展望

 

淀に戻ってきた女王杯。古馬牝馬vs3歳牝馬の世代間レベルを図る意味でも重要な一戦です。

 

過去2年は呆れるほどに荒れましたが、阪神開催だからという言い訳はききます。実際、京都開催だと3番人気までがきれいさっぱり飛ぶことは珍しい。かといって穴馬はちゃっかり馬券内にいる感じです。最近はおおむねクロコスミアのせいですが。

 

スローぺースは必至、瞬発力勝負になるコースとはいえ、4コーナーで最後方あたりにいるようではさすがに間に合わない。仕掛けどころは非常に重要です。

 

最近のGⅠは全頭の父が内国産馬なのが珍しくなくなってきています。とても嬉しいですね。

 

父名だけ飛びついた本命はゴールドエクリプス。理屈じゃなく感情です。実績は他に劣りますが、競馬の幅は広いですし距離ももつでしょう。今年のJBCで厄を被った岩田望来騎手の運が収束する瞬間がくればいいな。小倉で現地観戦した思い入れもあるドゥラっ子を本命にしないくらいなら、競馬をやめた方がましです。1着固定にするかは別の話ですが

 

ジェラルディーナvsディヴィーナの構図も面白い。ジェンティルドンナvsヴィルシーナの延長戦という体裁であれば、判官びいきな私はディヴィーナを応援したい。ミルコだし。

 

ジェラルディーナは世界のムーアが騎乗可能となったことで一安心。ずぶくなってきた貴婦人の娘に剛腕トップジョッキーとか手が合わない要素がない。下り坂を利用するイメージでの加速、叩き良化型などなど、好走要素はたくさんあります。しかしながら、ムーアをもってしても3,4角でポジションを上げられないほどに反応が遅いようなら、最後間に合わないイメージも十分持てます。悩ましい。

 

ディヴィーナは気性が激しすぎて軸にしにくい。ミルコは「逃げたくない」と言っていましたが、逃げ馬不在のスローペースの中でどこまで我慢できるのか。裏を返せば完璧な騎乗ができれば能力はジェラルディーナにも匹敵すると考えており、距離も持つとは思っています。好きな騎手ということもあって高評価したい感情が大きい。

 

3歳勢の筆頭はクラシック組ではなくブレイディヴェーグで間違いない。リバティアイランドに次ぐ世代の2番手3番手はマスクトディーヴァとこの馬だと思います。ルメールだし(←大事)。スタート悪いのは気になりますが、瞬発力勝負となれば今回のメンバーでは一枚も二枚も上手でしょう。ルメールだし(←ホンマ大事)。

 

川田さんアートハウスに乗らずにハーパー乗るのどうしてなん?スターズオンアースは泣いてますよ。

 

エリ女おなじみわけわからん穴馬候補生はシンリョクカなんていかがでしょう。ディープ産駒の庭である淀において、より父の特徴を長めに受け継いだサトノダイヤモンド産駒が苦手なわけがない(グランツ?あいつは京都新聞杯勝ったから、まあ)。距離延長は大歓迎。2歳時から漂う謎の大器感は魅力的に過ぎる。

 

リピーター好走率の高さからライラックも人気になるでしょうね。ミルコはこの馬じゃなくディヴィーナを選んだわけですが、その決断は果たして。

 

みんな一芸持っていて面白いんですよね。だから穴馬が飛んでくるのも納得なんですけど。サラキア・サリオスの妹にしてサフィラの姉サリエラ(この兄弟姉妹すげえな)、ディヴィーナに肉薄したルージュエヴァイユ、イン突き炸裂での一発あるイズジョーノキセキ……みたいな感じで全馬言えそう。

 

 

ワイドの軸にしろやという感じですが、そういう宗教なので。頑張ってくれ。

 

それではまた。