最近、お教室、お稽古、授業という場に出ることが多く、大変生意気なんですが、
先生。とよばれることがちらほら出てきました。

教える。
なんて大層な事は一つも出来ません。
私が出来る事は、「こういうやり方がありますよ」と伝える事。

着物はこうやってできてます。
順番的にはこう縫います。


ということを伝える事が増えてきました。


で、
まー本当に下手なんですよ。
伝えるのが。
しゃべろうとするとどもるし、
あ、今の間違いでした
とか、修正ばかりするし。。。


家庭和裁教室を始めてどれくらいになるだろう。

お教室の翌日は、いろいろ頭をめぐります
あれでよかったのだろうか
どうしてああなってしまったんだろう

自分の縫い仕事をしているととにかくグルグル考えます。

そんな中、思うところがありました。

お一人、耳が聞こえない方が通ってくださっています。

日常会話は大きく口を動かせば、読み取ってくれます。
が、和裁用語や、予想ができない内容は、読み取るのが少し困難なので
筆談で進めています。

耳で聞いてもらいながら、手元を見てもらって進める事が出来ないので、
うまく説明できてないな。と思っていたのですが

あれ。。。もしかして。。。
ちょっとまって
もしや、そうじゃないのかもしれない

話すという行為は、簡単に発する事ができて、
思った以上にいろいろ言ってしまう。

聞いている方にしてみれば、情報が多すぎて混乱する。

もしかしたら、
言葉ってそんなにたくさん必要ないのかもしれない。
というか、筆談で伝えたい事くらいの情報で十分なのかもしれない。

そして
口で説明するだけじゃなく、テキストて重要かもしれない。


聞こえない人と、聞こえる人と分けて考えている時点で、
すでに間違いが生じているのかもしれない


っっっっっは!!
としました。


今まで私は、他の人が注意されてる事を耳をダンボにして聞き、
自分の作業に生かすのが重要と教わってきました。


それは確かに大切なのですが、
それは教えてもらう側の話。

伝える方はもっと的確で、短い言葉を使うべきなんだ。




気づかせてもらいました。

だからってすぐに改善できるとも思えないんですが。。。。
でも、意識はすべきと肝に銘じます。

ということで
ツヅクキモノのるみちゃんと
じっくり家庭和裁教室テキストを製作して行きたいと思います。

待っててくださいね。
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今月からは仕立てとおはなし処Dozoでの家庭和裁教室も始まります。

ご興味ある方はご連絡くださいませ。

tsuzukukimonoii@gmail.com