今年になってから、週に一度はゆりはなドッグランでご一緒する犬友さんが出来ました。
犬同士の相性も良く、安心して同じエリアに居る事ができます。
ママもパパもおおらかでかつ、犬への扱いは丁寧で慎重。
ジュジュはすっかり懐いています。
さてさて、「守り」の強いややはっというと・・・。
「ねー、なんかさー、足に重みを感じると思ったらさー。ふふ。」っとTママ。
「え??」っと私。
平然と当たり前にTママの足に腰を下ろしてる、やや。
これにはとっても驚きましたわ。
驚いている私に・・・
「だって、ママが抱っこしてくれないから!Tママのあんよに座ってるのよ。」っとでも言いたげなややのまっすぐな瞳。
足の上に座るワンコは少なくないのだけど。
それをするこは皆、甘えん坊で素直でおおらか。
ジュジュは神経質なのでやらない。
ファングは足が短すぎるのと太っているのとで出来ない。
つまり、ややのこの行動は「学んだ」ことではなく「自発的」にしたこと。
これはとても嬉しい。本当に嬉しい。
ずっと人の道具として生きてきたややだけど、これからは人を信頼する犬になって欲しい。
実は最近、私とややが離れた時に、突然、ややを抱き上げた人がいて・・。
もちろん、ややは驚き怒り、吠えて暴れました。
その一瞬でややは放り出され、、地面に転がりました。
また他にも、「怒ると思うよ」っと私が言っているのにも関わらず、近づいてきて、ややを怒らせる人も・・。
これら行為自体に、文句も反省もあるのだけど、とにかくややが受ける影響が心配でした。
この一年、丁寧に丁寧にバカ丁寧にややを育てて、家族との信頼関係を築き上げて・・。
その信頼がややにとって大事なものとなり、そのために今は「守り行動」が強くでているのだけど、これは想定内の成長「過程」。
家族だけに向けられているややの信頼の気持ちが、徐々に他人へと広がって行けば「守る必要」がなくなるはず。
だから、ややには人に対してネガティブな印象を経験させたくない・・。
が、良くない事もあったけど、やっぱりややにとって「良い事」の方が多かったんだね。
Tママパパは優しいし、ややが警戒吠えしてもスルーしてくれるし、ややが近づいても「やや、来たの~。」ってニコニコするだけで、抱き上げたりしないもんね。
ややが自分から近づいた時にだけそっと撫でてくれるベテランの犬友さんや、常に声はかけてくれるけどまだ様子を見てくれてる犬友さんにはとても感謝しています。
ややが自分から「安心」「好き」「心地良い」っと感じる環境・状況を大事にしたい。
だから、ややが他人の足の上に腰を下ろしたこの行為、わたしには飛び上がるほど嬉しかったな。
ややの行動に感激しているその時ジュジュは・・・。
「帰りたい・・」っと出口の前で姿勢を正していましたとさ。