朝飯:鶏胸肉・野菜煮・ヨーグルト
夕飯:鶏胸肉・野菜煮
オヤツ:牛シロガム
夕方、大きな公園へ行く。
15分運転して、ご機嫌で15分散策してサッサと車へ戻るジュジュ・・。
帰り道は混雑して30分以上かけて帰宅(正確には途中で買い物したのだけど、運転時間のみで30分以上)。
うむむ・・。
ジュジュが自分で楽しく散策して、自発的に「帰る」というのだから仕方ないけど。
なんだかなぁ。
私と二人きりでここに来ると、たいていは20~30分の散策で「帰る」と言うのよね。
今日は車に乗り込む寸前の駐車場で、甲斐犬風味のワンちゃんを発見しご挨拶にいったジュジュ。
「お、大人しそうな顔してるね」飼主のおじさんがジュジュを見てすぐに言いました。
精悍な顔・体つきしかも表情のわかりにくい黒色ジュジュを一目見てそんな風に言った人は初めて!
「そうなんですよ。とても大人しいんです。相手を怒らせることはしませんから~。」と私。
「うちのもね。大人しいんだ。10歳だよ。」とおじさん。
甲斐風味くんがジェントルマンと見抜いたジュジュは、彼の周りを飛び跳ねたり、遊ぼうのポーズをとって・・誘惑する。
甲斐風味くんは「やれやれ」というような表情でジュジュをチラ見するも誘惑には乗らず・・。
「うちのはね。子犬が好きなんだよ。」っておじさんは言ったけど、それって若い娘が好きってこと?
熟女のジュジュはお好みでない??
あはははは~!!
すぐに「脈なし」と判断したジュジュ。普通にクンクンさせてもらって満足。
ジェントルマンの甲斐風味くんは福島からの被災犬なんだそう。
「今まで暮した犬とは違って、すごく賢くて五感が優れてるんだ~。穏やかでね、争いことは嫌いだよ。」っとおじさんは甲斐風味くんの自慢話をたくさんしてくれました。
おじさんは甲斐犬の保存会へ出向いて、甲斐犬の特性についての話を聞いたそう。
成犬の被災犬を受け入れるって決意と覚悟と深い愛情を感じました。
甲斐風味くんを受け入れた後、飼主さんは見つかったのだけど、すでに被災地を離れ犬を飼育できる状況にはなかったので、そのまま譲渡されたのだそう。
離れ離れになった飼い犬をずっと探してくれてて、その犬がこんな風にかわいがられて暮してるって確認できたのは人にも犬にも嬉しいことだよね・・もちろん被災しなければそれが一番良かったのだけど。
もっともっと、おじさんと立ち話していたかったんだけど、ジュジュは「帰る」オーラ全開だし、甲斐風味くんも「おとうさん、またお話?いつまで?」ってオーラ全開なのでお開きにしました。
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「犬を飼う」ってのがどうしても「犬を買う」ってことになっちゃう人ばっかりでうんざりしていた今日この頃だったけど、今日はいい話を聞けて楽しかったぁ。
「犬を飼う」のに安く・手軽に「買う」ってことばかり重視するのって一体なんの意味があるのだろう?
そういう人に限って「保護犬は敷居が高い」とか「そのつもりはなかったけど旦那がショップで一目ぼれした」とか「クリスマス(又は子供へのご褒美)にどうしても必要だった」っと言う。
最初から「保護犬」なんて知らないくせに、知ろうともしないくせに、どこにその敷居があるのだろうか?
良いブリダーの犬は高いし、真面目なブリダーは自分の犬を簡単に売ってくれないよね。
なんで値段が違うのか、なんで自分に売ってくれないのか・・考えてみればわかるのに。
雑種の意味を履き違えているような人も多いしさ。
商売のための一代MIXを「雑種なら病気にかかりにくいって聞いたから」とかって・・。
ショップ店員の口車に乗っかるの止めて欲しい。自分の頭を使ってくれよ!
っと毒を吐いてみました。
マジで発熱してしまった、私。
明日の「第二回、犬の栄養学講座」出席できるのか???ヤバイぞ。