984.美味しい野菜の普及に向けて | 九十九里の百姓ジィさんの思い

九十九里の百姓ジィさんの思い

農業でしっかりと儲けることができるようになることが、今後、日本の農業が続いていくために今一番考えなければならないことです。その方法を書いております。
現在ビニールハウス内で鉢、コンテナで様々な野菜を栽培しています。

今年も私共に新しい社員が入ってきた。
この人達が弊社で作っている野菜を食べて感じるのは
「美味しい」ということらしい。

又、今まで弊社で作った野菜を食べていない人に差し上げると、
多くの人より「美味しい」という称賛の声を頂く。

今、この日本の国にいるほとんどの人は、キュウリはキュウリの味、
トマトはトマトの味という位、同じ品目なら、
ずべて同じ食味と考えているらしい。

せいぜい一部の人が「品種によって違うんだよ」という位だ。
でも、同じ品種でも作り方によって大いに食味が違うという事を
分かってもらいたい。

私は、そんな思いを以前より持っていた。
しかし、なかなか繋がりの深くない人に話してもなかなか分かってもらいえない。

それが冒頭のように、社員や親しくなった人にあげると
分かってもらえる。

「こんな美味しいんだから売ったら」という話は多くされるが、
お金の力だけによって、良いものを作りたいという心を
いじられるのはイヤだ。


今年から家庭で美味しい野菜作りが出来る事を普及していきたい。

私供で一番難しい所、一番大変な所をやって、
多くの人に身近に置いて野菜を管理しながら、
美味しい野菜を食べることを推奨したい。