西松建設の不正を追う -14ページ目

西松建設の不正追及に新展開!大分市の関与⑩

語り手の「やない ふみお」でございます。




以下は2009年4月8日の西松建設裏金捻出手抜き欠陥マンションの手口公開・第1弾 で掲載した写真である。


西松建設の不正を追う-軸組図⑧(補足)  西松建設の不正を追う-軸組図⑨(右上図)


西松建設の不正を追う-軸組図⑥(左下図)  西松建設の不正を追う-軸組図⑦(右下図)
(写真 左上:工事記号一覧表  他3枚:1階躯体見上げ図)

上に掲載された4枚は「1階躯体見上げ図」と「工事記号一覧表」の拡大図である。


「工事記号一覧表」拡大図の一番下に

▲---スリット(完全)

△---スリット(部分)

と表示されている。



西松建設の不正を追う-軸組図⑫(左上図)   西松建設の不正を追う-軸組図⑬(右上図)


西松建設の不正を追う-軸組図⑩(左下図)  西松建設の不正を追う-軸組図⑪(右下図)
(写真  4枚:5階躯体見上げ図)

上に掲載された「5階躯体見上げ図」も下記の記号は同じである。

▲---スリット(完全)

△---スリット(部分)


「5階躯体見上げ図」の右下写真の下部に

「*外壁に面する壁の内側にスタイロフォームt=25打込み

             水平スリット有り 注意           」

と記述されている。


「1階躯体見上げ図」、「5階躯体見上げ図」のスリットを確認すると、全て▲(スリット(完全))であり、部分スリットの表記は全く無い。


その上、

▲---スリット(完全)

水平スリット有り 注意 

の表記が各階ごとに全部入れてあるのにも関わらず、西松建設は平成19年10月10日の訴状の中で、


「設計図、施工図どおり、スリット工事がされなかったのは、躯体工事を担当する協力業者にスリット工事を指示した躯体施工図(甲第10号証の1~7)を渡し、スリット工事を指示はしていたが、現場施工時において、原告の施工管理不足により、スリットが入っていない状態で施工してしまったためである。」


と主張しているが、こんな主張は考えられないほど悪質な主張であり、躯体工事を担当する協力業者のみ責任を押し付け逃げようとする許せない主張である。



構造スリットを施工するとき、絶対に行う施工手順の確認がある。



軸組図(1)だけで150箇所の構造スリットの表記がある。

軸組図(2)だけで370箇所の構造スリットの表記がある。

軸組図(3)だけで130箇所の構造スリットの表記がある。

軸組図(4)だけで120箇所の構造スリットの表記がある。


合計約770ヵ所の構造スリットの表記がある。


通常、スリット位置は施工図により再確認し設計者及び施工管理者の承認を得ることが通例である。


------------スリット工事着工前の確認事項については明日説明する。--------------------


ところで、「軸組図に表示されている構造スリットの施工についての報告書」は、目次にある


(4、カタログ図面)の材料を使って、【カタログ図面:マルイスリットの部材を】

(3、スリット工法図面)の方法で【スリット工法図面:スリット工法図面A・B・C・D】

(2、施工図)【施工図:軸組図(1)(2)(3)(4)】と、1階から15階までの躯体見上げ図で表示された位置に構造スリットを間違いなく施工しました


と言う虚偽の報告書なのである。


-----本日は以上で終わります。------------



西松建設の不正を追う-スリット①   西松建設の不正を追う-スリット②



西松建設の不正を追う-スリット③  西松建設の不正を追う-スリット④  



西松建設の不正を追う-スリット⑤

*********************************************************************************************

全国に西松建設が裏金を捻出する為に建設したマンションが、多数存在するものと思われる。

それらのマンションの管理組合の皆さんに、至急、建物の安全性の確認をされることをお勧めする。


クエストコート中井:総戸数180戸

福岡県北九州市小倉北区中井4-5-26

RC造・地上15階

サンクタス四街道ル・パレ:総戸数95戸

千葉県四街道市四街道字前畑1474-12

RC造・地上9階/地下1階



ライオンズヴィラッジオ5000:総戸数273戸

東京都八王子市別所1丁目

RC造・地上10階/地下1階 他4棟


ロイヤルコート河原町

宮城県仙台市若林区古城1丁目

SRC造・地上15階



-住友不動産-

「パークスクエア相模大野タワー&レジデンス」総戸数:718戸

神奈川県相模原市相模大野7丁目3622番2

引渡し予定日:平成21年4月上旬



-住友不動産-

「ウェリス高槻パークスクエア」総戸数:192戸

大阪府高槻市今城町101番

引渡し予定日:平成21年1月下旬



-東京建物不動産販売-

「Brillia 大島小松川公園」総戸数:230戸

東京都江戸川区小松川2丁目105番1

販売予定日:2月上旬



東京都荒川区 

-「東尾久七丁目団地区立住宅」-

RC造・地上22階/地下1階



平岡フォレストタウン・ファミールハイツ2番

北海道札幌市平岡4番1丁目2番2号

SRC造・地上14階建て



ザ・センタータウンズバラッシオ小田原弐番館

仙台市青葉区小田原8丁目

RC造・地上14階/地下1階

**********************************************************************************************


西松建設の不正追及に新展開!大分市の関与⑨

語り手の「やない ふみお」でございます。



このブログを御覧の全国の皆さんは、構造スリットが間違いなく施工されている事を示す平成18年6月15日の「軸組図に表示されている構造スリットの報告書」の内容をどう判断されますか?


この報告書はどう見ても、虚偽の報告書である。


西松建設は、この報告書を、大分市から建築基準法第12条第5項に基づき提出を求められたのに対して提出したのであるから、明らかに大分市に対し虚偽の報告書を出し、大分市を騙したことになる。


しかし、大分市は西松建設の「虚偽の報告書を提出した」と言う不正な行為を、なんら罰することなく放置している。



もともと、構造スリットが施工されていなかったのであるから、「図面どうり施工しなかった」と言うことにおいても、西松建設は建築基準法に違反し、不正を働いていたことになる。

この図面どおり施工しなかった不正な行為に対しても、大分市はなんら罰することなく放置している。


全国の皆さん、この様に何度も建築基準法違反の不正を重ねる西松建設に対して、何の行政的な処分を下さない大分市と西松建設の関係を、どの様に考えられますか?


ぜひ、ご意見を伺いたい。


ブログ以外でもご連絡を下さって結構です。

--連絡先---------------------------------------------

大分県大分市高城新町12-1-305 パークサイドたかじょうⅠ

TEL 097-551-2385

栁井 文男

------------------------------------------------------

以上までご連絡ください。




----------本日追加分の建築物-----------------------------------

クエストコート中井:総戸数180戸

福岡県北九州市小倉北区中井4-5-26

RC造・地上15階

********************************************************************************************* 

全国に西松建設が裏金を捻出する為に建設したマンションが、多数存在するものと思われる。

それらのマンションの管理組合の皆さんに、至急、建物の安全性の確認をされることをお勧めする。


サンクタス四街道ル・パレ:総戸数95戸

千葉県四街道市四街道字前畑1474-12

RC造・地上9階/地下1階



ライオンズヴィラッジオ5000:総戸数273戸

東京都八王子市別所1丁目

RC造・地上10階/地下1階 他4棟


ロイヤルコート河原町

宮城県仙台市若林区古城1丁目

SRC造・地上15階



-住友不動産-

「パークスクエア相模大野タワー&レジデンス」総戸数:718戸

神奈川県相模原市相模大野7丁目3622番2

引渡し予定日:平成21年4月上旬



-住友不動産-

「ウェリス高槻パークスクエア」総戸数:192戸

大阪府高槻市今城町101番

引渡し予定日:平成21年1月下旬



-東京建物不動産販売-

「Brillia 大島小松川公園」総戸数:230戸

東京都江戸川区小松川2丁目105番1

販売予定日:2月上旬



東京都荒川区 

-「東尾久七丁目団地区立住宅」-

RC造・地上22階/地下1階



平岡フォレストタウン・ファミールハイツ2番

北海道札幌市平岡4番1丁目2番2号

SRC造・地上14階建て



ザ・センタータウンズバラッシオ小田原弐番館

仙台市青葉区小田原8丁目

RC造・地上14階/地下1階

**********************************************************************************************

西松建設の不正追及に新展開!大分市の関与⑧

語り手の「やない ふみお」でございます。



これまで長年に渡り、大分市 建築指導課、売主:新和企画、諸富設計、西松建設等は、この様な不正が暴かれる自体に遭遇したことが、一度として無かったものと思われる。

今回の「裏金捻出手抜き欠陥マンション」の『構造スリット」問題がはじめての経験と思われる。


だからこそ、対応に苦慮し次から次へと嘘を重ね、とんでもない自体に追い込まれていったのである。



もともと、平成18年5月12日に特定行政庁 大分市長 釘宮磐の名前で「建築基準法第12条第5項に基づく報告について」と言う文書を西松建設と諸富設計に対して出す必要も無かったのである。



この当時、確かに「やない ふみお」達が、「図面どおりに建築工事が施工されていない」という問題について管理組合に対して問題提起し、新和企画、諸富設計、西松建設等に対して説明を求め、大分市に対しては行政としての調査要請を行っていたのは事実である。


しかし、「やない ふみお」達は問題追及に必要な証拠書類をほとんど持っていなかったし、図面どおり建築工事が施工されていない問題について、正しく理解しているのは「やない ふみお」だけで、その他の者達は姉歯耐震強度偽装事件とサムシング問題により不安を増幅させていただけに過ぎなかったのである。


それなのに、大分市、新和企画、諸富設計、西松建設、白井義大、理事長等は、初めて追及された不正事件に恐れおののき恐怖に駆られた結果、勝手に悪い結果を想像し、それを回避しようと次から次に嘘の物語を作り続け自らをどんどん地獄の底へと運んでいったのである。


その重大な転機が、平成18年5月12日の「建築基準法第12条第5項に基づく報告について」と平成18年6月15日に「軸組図に表示されている構造スリットの施工について」の報告書である。

こんな虚偽の文書と報告書のやり取りをせずに、潔く「構造スリット」が入っていないという事実を認め謝罪した上大分市が是正工事命令を出し、きちんとした正しい手直し工事を行いさえすれば、何も問題なかったのである。


それなのに不正の発覚を恐れ、住民に真実を告げず、ただただ不正を隠蔽する事によって「やない ふみお」達の追及を逃れようとしたばかりに、最悪の結果を招いて今日に至っているのである。


引き返すことの出来ない、不正の坂を勢い良く転がり始めたのは、この時からである。



「やない ふみお」達も正直な話、此本 千二郎 理事長が誕生したからには、この問題はそれほど時間がかからずに解決することを信じて疑わなかった。

よもや大分市と西松建設等が共謀して、此本 千二郎 理事長を追い落とし、不正を闇の中に葬り去ろうとゆう計画を練り実行してくるとは夢にも思っていなかった。

それほど「やない ふみお」達にとって予想外の恐ろしい行動を大分市と西松建設等は画策し始めたのである。


平成18年6月15日の「軸組図」に表示されている「構造スリット」の施工について」の報告書の説明に戻ります。


目次 1.各階平面、立面、断面図とあるが、断図面の中に軸組図(1)・(2)・(3)・(4)が添付されている。

この軸組図の掲載写真が西松建設裏金捻出手抜き欠陥マンションの手口公開・第1弾で掲載した以下の写真である。



西松建設の不正を追う-軸組図に表示①          西松建設の不正を追う-軸組図に表示②


(写真左:「軸組図に表示されている構造スリットの施工について」の表示  右:同 目次)



西松建設の不正を追う-軸組図①         西松建設の不正を追う-軸組図②


(写真      左:軸組図(1)拡大図                        右:軸組図(1)  )





西松建設の不正を追う-軸組図③        西松建設の不正を追う-軸組図④


(写真           左:軸組図(2)                      右:軸組図(3)  )




西松建設の不正を追う-軸組図⑤        西松建設の不正を追う-立面図      


(写真         左:軸組図(4)                       右:南側立面図   )

軸組図(1)の拡大図の左肩に以下の記述がある。(スリットは便宜上llで表記する)

*******************************

軸組図(1) 1/200

特記なき限り下記による

壁厚はW15とする

llは「構造スリット」位置を示す

スリットは完全縁切型スリットとする。

*****************************


建築確認申請書に添付されている図面の中で「構造スリット」の説明が出てくるのは軸組図の中だけである。


通常、意匠設計図の中で「構造スリット」について表記する設計者は少ない。

諸富設計事務所も意匠設計図の中では「構造スリット」については一切触れておらず、軸組図の中でしか「構造スリット」の表記は行っていない。


工事をするに当たって、施工会社が独自に施工詳細図を作成しその中で「構造スリット」の種類、位置等を記号で示すのが通常のやり方である。

西松建設もその方法をとっている。


軸組図(1)の右肩に『「A」手摺部スリット断図面』とあり、図の中に3行以下の様な記述がある。


目地棒30*30*25

完全スリット

目地棒30*30*25



この断面図は柱と手摺の接続部を真横に切断し、上部から見た図である。

柱の中には鉄骨であるH工の一部が記されている。

手摺の中はW配筋で完全スリットの手前3cmで止められている。


つまり、コンクリートの被り厚が3cmあると言う意味である。


完全スリットは柱と手摺の接合部で、明らかに手摺側に配置されている。

完全スリットの両側にはぞれぞれ目地棒30*30*25が配置されている。

型枠と一緒に目地棒を取ると、完全スリットを形成するスリット部材のみが残る。

目地棒を外れて出来た目地にシーリング剤を充填して、完全スリットが完成するのである。


「A」図の様なスリットを完全縁切り型スリットと言う。


マンション:パークサイドたかじょう1の「構造スリット」の完全スリットは「A」型の完全縁切り型スリットのみで、それ以外の完全スリットを示す特記に関する記述はどこにも無い。


従って、軸組図(2)・(3)・(4)に示されている

「B」スリット部断面図

「C」外周部水平スリット断面図

「D」外周スリット部断面図

は、いずれも西松建設が捏造したもので、完全縁切型スリットとは全く違うものである。


西松建設は、自分の都合に合わせるため、建築確認申請時のやり方と全く違う工事方法を表記すると言う不正を、この「軸組図に表示されている構造スリットの施工についての報告書」の中で多数行っている。


建築確認申請時の「構造スリット」が完全縁切型スリットであるのに、それを部分スリットにすり替えて工事を簡単に済まそうという手抜きを行っているのが、現在、私達が反対している手直し工事の工法である。


なぜ、西松建設が建築確認申請時の図面どおりの「構造スリット」を施工しないのか?

その理由がどうしても分らない・・・・・・



「やない ふみお」達は「建築確認申請時の図面どおりの施工をやってほしい」と望んでいるだけである。



---------------続きは明日-------------



-----------本日追加物件----------------



サンクタス四街道ル・パレ:総戸数95戸

千葉県四街道市四街道字前畑1474-12

RC道・地上9階/地下1階



**********************************************************************************************

全国に西松建設が裏金を捻出する為に建設したマンションが、多数存在するものと思われる。

それらのマンションの管理組合の皆さんに、至急、建物の安全性の確認をされることをお勧めする。


ライオンズヴィラッジオ5000:総戸数273戸

東京都八王子市別所1丁目

RC造・地上10階/地下1階

他4棟


ロイヤルコート河原町

宮城県仙台市若林区古城1丁目

SRC造・地上15階


住友不動産

「パークスクエア相模大野タワー&レジデンス」総戸数:718戸

神奈川県相模原市相模大野7丁目3622番2

引渡し予定日:平成21年4月上旬


住友不動産

「ウェリス高槻パークスクエア」総戸数:192戸

大阪府高槻市今城町101番

引渡し予定日:平成21年1月下旬


東京建物不動産販売

「Brillia 大島小松川公園」総戸数;230戸

東京都:江戸川区小松川2丁目105番1

販売予定日:2月上旬


東京都荒川区

「東尾久七丁目団地区立住宅」

RC造・地上22階/地下1階


平岡フォレストタウン・ファミールハイツ2番

北海道札幌市平岡4番1丁目2番2号

SRC造・地上14階建て


ザ・センタータウンズバラッシオ小田原弐番館

仙台市青葉区小田原8丁目

RC道・地上14階/地下1階


*********************************************************************************************