第二話シェリーの父親(6) | 一乗寺浩詩のブログ小説の世界

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第二話シェリーの父親(6)

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海が好きだったシェリー。



彼女がひとりで港を歩く。



僕は波止場に腰掛けて、


そんな恋のゆくえをさがしている。



行き交う船。


引いては寄せる波の音を聞いてる。




出会ったばかりのあの夏。



この波止場を二人で歩いた。



この場所に腰掛て、


シェリーと二人で夜明けまで船を見ていた。



抱き寄せたときの彼女の香り


海よりもきれいだった


彼女のくちびる。



今はただため息だけが


僕を支えている。




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