昨夜の積雪が15~20cmとまだまだ春を感じさせない安比高原です
この時期森を歩いているとひときわ目立つ木が
冬なのに葉がびっっっしりついています!
柏餅のカシワの木です。
周りの木はみんな落葉しているのになぜカシワの木だけ落葉していないのでしょう??
寒風吹き荒む安比の強風はハンパないです
それでも落葉しないとは恐るべしカシワ・・・
その仕組みを調べてみました。
調べるといろんな説があり・・・
秋になると葉っぱの付け根に「離層」(りそう)と呼ばれる層ができて、水分や養分が枝から葉に送られなくなります。
そうなると自然に落葉しますが、カシワは離層ができる時期が1~2月ごろと遅く、しかも葉が枝と太い繊維でつながっているため、落ちにくいと言われているそうです。
柏の葉は新芽が育つまで古い葉が落ちないことから、子孫繁栄(家系が途切れない)という縁起をかつぐと言われるのも冬のカシワを見ると納得ですね。