【ブログ】日本国債の格付けについて
本日格付け会社のムーディーズが日本国債の格付けの見通しを「安定的」から「ネガディブ」に引き下げたとのことです。なお格付け自体は現状のまま据え置きです。
↓掲載記事
http://www.asahi.com/business/update/0222/TKY201102220157.html
国債の格付けと言えば先月に格付け会社S&Pが日本国債を格下げしたニュースが報道されました。私は金融の専門家ではないのでこの格下げがどの程度の影響力を持つのかは分かりません。専門家の中でも重大な事と捕らえている人もいれば1民間企業が行ったこととして楽観している人もいます。
確かに格付け会社の格付け自体の信用性の問題はあると思います。サブプライム問題の時には、危険な金融商品に高い格付けをつけて金融恐慌が起こる引き金にもなりました。
しかし、日本の現在の財政状況や遅々として進まない税財政改革や政治に対する不安など、総合的に日本に対して格付け会社が懸念をしている結果であると思います。やはりこれは海外からはそのように見られているのだと重く受け止めるべきであると思います。菅首相が「疎い」と発言しましたが、危機感のなさの表れであるとしか思えません。
一方で、日本の予算案は相変わらず歳出が歳入を大幅に上回っており、財政赤字を減らすのだというメッセージは全く伝わりません。いつまでこんな出鱈目な予算を続けるのだろうか。
政府は国民に財政赤字について説明をするべきです。大丈夫なら大丈夫な説明を、大丈夫ではないのであれば大丈夫でないという説明を。このことをはっきりと示さない限り、国民の将来への不安や政治不信はなくならないと思います。