アナウンサー百年百話第1週。 | 現代ファウルスロー実験室

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なんと!!武田真一アナウンサーを全力リスペクトしてたら公共放送飛び出してフリーになっちゃった!!日テレさん推しをよろしくオナシャス!!

 

アナウンサー百年百話第1週、15分がマジであっっっっっっという間でしたね~。6月が「災害報道がテーマの月」ということで、きょう含めて4回あるのは確定してるんだけど、カレンダー見たら6月は水曜日5回ありますね?これどうなるのかな?基本的に4回想定だとは思うけど、おかわりでもう1週やってくれてもいいんですよR2ちゃん。

 

冒頭でゲストの小芝風花ちゃんのご紹介あったけど、やっぱNスペ「パラレル東京」からのゲストだったんですね。実際にアナウンサー役として原稿読んでるシーンの音声を流したり、アナウンサーの大先輩の言葉を読み上げたりしてたけど、たけゼクティブの目の前であれだけ堂々と、スムーズに読めるのすげえってのけぞりました。俳優さんてこんくらいの舞台度胸ないとつとまらんのだなと…。そしてたけたさんが「すごくいいアナウンスだな、と思いました」てニコニコしてた(音声だけど)いやもうすっごい。小芝ちゃんは前に日曜討論担当してた中川緑さんから指導してもらってたんですね。あの落ち着いた読みは確かに緑さんだわ。

 

第1週は災害報道の黎明期とも言える、洞爺丸台風と伊勢湾台風の報道に当たった大先輩、大塚利兵衛アナウンサーのエピソードのご紹介だったけど、事前にたけnoteが公開されてて予習できてたからよかったです。でも実際に大塚さんの談話を音声で聞くとまた説得力がケタ違いでしたね。そこはやっぱ文字情報より音声、肉声の持つエネルギーなんでしょうね。大塚さんは洞爺丸台風で現地応援に入って、船で洞爺丸そのものに近づいたものの、当時は現地中継ができなくて、リポートを録音して持ち帰って放送するというもどかしい体験をしたり、伊勢湾台風では現地の住民が求める情報を出すことが被災者を支えることになると感じたり、本当に今アナちゃんたちが災害報道のたびに感じていることを昭和20年代(!)から体感されてるんですね。

 

たけ「放送というのは現場で警察や消防のように直接助けられるわけじゃない、言葉で呼びかけることしかできない、本当にそういったことで命を助けられるのかなって思ったことがぼくもあるんです」

小芝ちゃん「絶対に救える命はありますよね、言葉で」

たけ「はい、そうやって、信じて、できるはずだと思わないと、たぶんそこから先の進歩がない

 

たけ「エンタメって、人々の心を明るくする、勇気を持ってもらうとか言われますけど、本当に信じていらっしゃいますか」「ドラマや映画であっても、見た人の人生が変わるかもしれないし、命が救われることがあるかもしれない。それを信じるということが、すべての第一歩じゃないかなと思う」

 

たけたさんの今までの道のりを考えると本当にしみる、グッとくる、涙が出る、そんな言葉ですよね…。命を救うために必死に声を上げ続けて、腕を磨き続けて、多くの命が失われた大災害を前に打ちのめされて、無力感でいっぱいになって、それでも、それでももう一度、何度でもマイクに向かおうとする。放送の持つ力、おのれの声の持つ力を信じて、命を守ることを諦めない。ああだから、自分はこの人を尊敬してるんだな、てあらためて思います。自分の力を信じること、諦めないこと。まあそのためには自分を信じられるガッチリした基礎を確立するために、誰も見てないとこで血を吐くようなトレーニングして勉強してるんですけどね…少しは推しの真摯な姿勢見習えよオタク…(このブログも寝っ転がってスマホで打ってるとか言えない)

 

再放送は当日の22時と土曜日の15時45分なんですけど、聴き逃し配信ならいつでも聞けるんでぜひぜひ何度も聞き直ししましょう。あ~もうホント全国民一度聴いてほしいいい内容だわ~来週も楽しみすな~