『東京都はアフィリエイト広告で健康食品EC2社に景品表示法違反による措置命令』 | 林田学監修:薬事法違反事例集

林田学監修:薬事法違反事例集

今までにあった薬事法違反の行政指導事例などを集め検証していきます。

【2024.3.29】

♦措置命令を受けたのは柏市の「(株)ヘルスアップのシボローカ」と世田谷区の「(株)ニコリオのフラボス」。

♦「シボローカ」は国が認めた痩身効果とうたっていたが国が認めた事実はなく、「フラボス」は食事制限、運動不要で腹部の痩身効果が得られるとうたっていた。

シボローカの広告  フラボスの広告

♦東京都の求めに応じ、2社により提出された資料はどれも合理的根拠とは認められなかった。

♦アフィリエイト広告の場合、表示内容を決定する広告主が「表示」を行っていると解され、広告主に景品表示法の規制が適用されるのが原則。

♦(株)ヘルスアップはアフィリエイトサイトへの関与を否定していたが東京都の調査で回答が虚偽であると判明。

♦(株)ニコリオは東京都の事実認定に承服しがたく取消訴訟と執行停止の申立の準備をしていると発表。

 

*リソース:Yahoo!ニュース(ネットショップ担当者フォーラム)3/28配信

 

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