雨の東京へお出かけ③〜諜報アトラクションinSPYre(インスパイヤ) | オレンジの太陽

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清水エスパルスと音楽(主に邦楽)とボードゲームをこよなく愛するマイホームパパ。
富士山のよく見えるところに住んでいます。
ブログタイトルは、小学3年生の時から大好きな渡辺美里さんから。

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食事の後は、電車に乗って渋谷駅から新宿駅へ。
奥さんとは、ここでしばしのお別れです。

子供たちを連れて、歌舞伎町に降り立ちます。
まさかこんな日が来るとは…。
向かったのは「諜報アトラクションinSPYre(インスパイヤ)」さん。
ヒューマックスパビリオンの6階を、まるごとスパイ体験施設に仕立てたという物凄いものですよ。
エレベーターを降りると、いきなり非日常空間が広がります。

店名の「inSPYre」とは、スパイ諜報組織の名前。
参加者は、この組織のエージェントとして悪の秘密結社「BLACK-MAX」の日本支部に潜入するのです。
「BLACK-MAX」は、極悪非道の悪の集団。麻薬の取り引きや兵器開発など、悪事の限りを尽くしている模様。
そして日本支部の所在地こそが、ここ歌舞伎町なわけですね。
店名で、「inSPYre」側はせいせいと組織名を晒してますが…大丈夫でしょうか(汗)

正面に受付があって、体験するのに1回980円。
子ども料金とかそういう概念はありません…大人でも子どもでも、立派なエージェントのはずですから。
でも、3回体験セットだとドリンクバーが付いて2480円です。
安い!…ような気もする。

で、何をするのかというと。
扉の向こうに広がる悪の秘密結社「BLACK-MAX」の日本支部に潜入した我々に与えられた時間は、わずかに10分。
その間に、ランダムに選ばれた指令のうちの1つをクリアすることが目的です。
失敗すると、追い出されるんですね。
最初のミッションは「C」。

BMの資金源『武器の密売』を阻止せよ!

了解!
モニターに指令が映し出され終わると、目の前のシャッターが開いて、ミッションがスタートします。
手元の指令が表示される小型タブレットは一応隠して…さぁスタート。
敵の組織に潜り込むので、当然目の前にいるのは敵の組織のメンバーですからね。

ロック暗証番号付きの鍵を開けて中に入り、口座番号と暗証番号を聞き出します。
こんな時、メモ帳が役に立ちます…が!
残念ながら今日は持参していませんでした。
なので、3人で口座番号と暗証番号を分けて記憶します。
こんな時用に、受付では特製メモ帳とボールペンを販売しています。
お高いような気もしますが、スパイ特製ですからね。
賢いエージェントさんは、メモ帳とボールペンを持参する方がよろしいかと。

…で、入力する端末はどこだ?
あちこちウロウロする3人の精鋭エージェント。
見かねた組織のメンバーが、声をかけてきます。
「どうしたー、パソコンはこの部屋には無いぞ…隣の部屋だ」
いそいそと、隣の部屋へ移動します。
キーボード、反応しないなぁ。
「このパソコンはタッチパネルだからなー、最後まで画面で操作するんだぞー」
ご親切にどうも。
口座番号と暗証番号を入力してエンター…エラー!
何でや。
誰かが、番号を覚え間違えてたのか…。
と、ここでタイムアップ。
外に出されます。
10分って、短い。

せっかくのドリンクバーなのでいただきながら、反省会。
英気を養ってから、2度目の挑戦です。

2回目のミッションは「B」。

『最終兵器』の開発を阻止せよ!

了解!

潜入した仲間の残したコードでサーバーにログインしなくては。
まずは部屋の裏で、組織のメンバーの会話を盗み聞きします。
他人のパスワードを平気で会話してるとか…なかなかの情報セキュリティ。

で、謎の鍵付きパズルを解いて鍵をガチャリ。
ユーザー名を選んで、パスワードを入れます。
あれ。
あれ。
入れ間違えか…。
パスワードのヒント、欲しいな。
こんな時は組織のメンバーに聞いてみようそうしよう。
「この壁に貼ってあるぞー」
ありがとうございます。
入力してログイン…っと。
残したメールの中から図面のある場所のヒントをもらって、移動します。
「なんだーここに図面は無いぞー、この裏の部屋だ」
移動して、図面の入った青いファイルを探します。
これか!
タブレットのカメラを起動して、読み取り開始。
1枚目をスキャンしたところで…タイムアップ。
残念。

またも反省会しながら休憩して…さぁ、ラスト3回目。

最後のミッションは「C」。

BMの資金源『武器の密売』を阻止せよ!

来た!
同じミッション!
ここだ、ここで決めるんだ!

場所も分かっているので、さっきのパソコンの場面までアッサリいきます。
分担して覚えた口座番号とパスワードを入力。
送金完了。
最後は、室内の高台に移動。
シレッと置いてある銃。
「20m先の戦車の弱点を撃ち抜け。弱点は枠に囲まれている」
戦車?戦車どこ?
コツを理解してきた上の子が叫びます。
「戦車!戦車はどこですかー?」
下の子が見つけます。
「あ、ここに望遠鏡が」
急いで、柵に不自然にくくりつけられた望遠鏡で確認。
あれか!
枠も剥き出しのままで、止まってますなぁ。
銃弾は3発。
失敗は出来ません。
照準合わせて、狙って狙って。
カチッ。
ダメか。
カチッ。
ダメか。
カチッ。
ダメか。
…あれ?
残弾数0を示した銃を片手に、途方にくれるエージェント。
さてさて、どうしたものか。
組織のメンバーに聞いてみます。
「その場合、失敗だ」

残りの時間は、無駄に過ぎていきます。
仕方ないので、3人で施設の中をブラブラ歩きます。
よく出来てるなぁ。
ワンフロアだもんね、そりゃあ広いよね。
貸し切りで、赤外線を使ったサバイバルゲームを開催したりもしてるようです。
そして、結構時間を無駄に使ってからのタイムアップ。

外に出て、聞いてみます。
「そこまで行ったんなら、ターゲットを撃ち抜けばあとは脱出するだけでしたよ」
やっぱりそうか…最後の失敗が許されないのは、厳しいなぁ。

結局クリアは出来ませんでしたが、3人で結構に楽しめました。
次に行けたら、絶対にクリアしたる。
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失敗すると、左側の扉から逃げ出すことになります。
成功すれば、右側に見える扉から出てこられますが…滞在中には、誰も出て来るのを見られませんでした。

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おまけ
男性用トイレの張り紙。
こんなところまで…(笑)