~はじめに~

 

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当ブログへのご訪問ありがとうございます。
いいねやコメント、また読んでくださるだけでも

とても励みになっています。

こちらの記事は、2019年秋に私が経験した

妊娠17週での後期流産(死産)について

綴っています。

 

私の個人的な経験や考えを書いておりますが

自分の心の整理をするとともに、

まだまだ情報を得づらい後期流産・死産のことを

少しでも多くの人に知って頂ければ、

同じ経験をして悩んでいる方の

お役に立てればと思っております。

 

多くの死産・流産・不育症・不妊で

悩む方が読んで下さるかと思いますが

あくまで個人の視点で書いている記事ですので

不快な表現などありましたら申し訳ございません。

 

また、読んでいて

不安・不快な気持ちになりそうな場合は

どうか閲覧をお控えください。


読んでくださっている全ての皆様が

日々平和に穏やかに過ごせることを

願っています。

 

 

=============

 

 

 

妊娠12週0日以降に

死産・流産(中絶含む)した場合

法律上は「死産」したものとして

 

①死産届の提出

②火葬場の手配と火葬

 

の2つの手続きが必要になります。

 

 

○妊娠12 週以降の後期流産(死産)では、死産届書、死産証書及び死胎検案書に関する省令第12 条に基づき、死産証書を作成する。(患者が死産届・死産証書とともに死胎(埋)火葬許可証申請書を市町村役場に提出すると、死胎火葬許可証が発行される)

 

○妊娠12 週以降の死産であっても、子宮内容物が胎児の形を成していない場合および胎児と認め得ない場合や、妊婦が死亡し胎児の死亡も確実な場合は死産証書を作成する必要はない。

 

日本産婦人科医会HPより)

 

 

※「赤ちゃんが既に亡くなった状態で産まれる」場合と

「出産してから間もなく死亡してしまった」場合では、手続きが変わります。

出産して間もなく死亡してしまった場合は
生きて産まれた「出生届」とその後亡くなった「死亡届」を同時に提出するため、

赤ちゃんが戸籍に残りますし死産届を提出する必要はありません。

 

 

 

 

 

 

 

前回の記事では

死産届のことについて

書かせて頂きました。

 

 

 

この記事では

火葬の手続きについて

私がどうしたか綴りたいと

思います。

 

 

なお、

火葬当日の事はこちら↓です。

・火葬の日のこと①

・火葬の日のこと②

 

 

 

 

 

死産届の提出をすると同時に

市役所で火葬の許可を申請します。

 

しかし、死産届の提出は

死産した日から1週間以内と

法律で定められています。

 

ただでさえ自分も家族も

心身ともに疲弊しているので、

この手続きをする気力は

なかなか湧いてきません。

 

人によってはまだ

入院している期間だと思いますし

夫や家族は仕事で動けない、

という方もいらっしゃると思います。

 

 

 

なので、

手続きを自分で実施するのが

難しい場合は、

葬儀社に依頼することができます。

 

 

 

 

 

 

 

私も個人で手続きするか、

プロの葬儀社に依頼するかで

とても迷いました。

 

 

 

 

 

手続きはざっと書くと

こういう流れなのですが…

 

①病院で検案書を作成してもらう(出産後)

②①と併せて死産届を市役所に提出

③火葬場の申し込み

④火葬後の手続き(納骨など)

 

 

人手と気力さえあれば

個人でもできないことはないです。

 

ブログなどで拝見した限り

実際、ご自身で手配される方も

結構いらっしゃるようでした。

 

ただし、

市区町村によっては

葬儀社を通さないと

火葬場の予約ができない場合も

あるそうですのでご注意を。

 

 

 

 

 

わが家は時間と人手がなかったので

プロの葬儀会社にお任せしました。

結果としてはよかったと思っています。

 

 

 

 

 

 

まず、火葬場の予約について。

 

葬儀社から提示された

火葬場については

大きく2つの選択肢がありました。

 

 

①居住市の火葬場

②居住市外(近隣)の火葬場

 

です。

 

 

 

まずこれらは

利用料金が異なっていて、

①が数千円、

②が1万円オーバー

でした。

 

基本的には、

料金を抑えたい方は

ご自身の居住市の

火葬場を利用されるのが

ベストだと思います。

 

また、火葬場の設備によって

骨が残りやすい、残りにくいが

あるようです。

 

お骨を残したい場合は

その点はしっかり確認したほうが

良いと思います。

 

具体名を書いていいものか・・・な情報ですが、

皆さまのブログで拝見している限りで一番名前をよく見るのは

東京都大田区の「臨海斎場」でした。

私は首都圏在住ではないので利用していないのですが、

胎児の火葬の扱いも心得られているようで、

区外の居住者だけどわざわざそちらを手配したという方が何名かいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

つぎに料金ですが…

 

もしご自身で

火葬の手配をされた場合は

かかるお金は

この利用料金くらいです。

 

しかし、

葬儀社を通した場合は

この利用料に手数料が

かかります。

 

私が利用した葬儀社では

3万円の手数料がかかりました。

 

そういうマージンに

抵抗のある方は

ご自身で手配された方が

いいと思います。

 

なお、繰り返しになりますが

葬儀社を通さないと

予約できない火葬場もありますので

その点はどうかお気を付け下さいね。

 

 

また、葬儀社に依頼すると

オプションでお花や骨壺などを

準備することができます。

 

お花を準備する場合は

バスケット一杯で1万円かかると

言われました。

(そんなにたくさんいらないと思うので、自分で用意したほうがいいと思いますよ、と言われたので利用はしませんでしたが…)

 

骨壺は

サイズによると言っていたはず…

こちらも利用しませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

葬儀社に手配したことで

やって頂けたことは

 

・死産届の提出

・火葬許可証の入手

・火葬場の空き状況の確認

・火葬場の予約

・棺の用意

・赤ちゃんを預かって頂く

・火葬当日の案内

・火葬後のサポート

 

でした。

(会社によって異なると思います)

 

 

 

 

 

個人的には、

火葬の手配以外に

・棺を用意して頂けたこと

・赤ちゃんを預かって頂けたこと

・火葬後のサポートサービス

が非常に助かりました。

 

 

 

時間がない中で

棺の準備をするのは

なかなか厳しかったので…

(ていうか棺の事なんて考えたくなかったですし。。。)

 

 

 

また、赤ちゃんを預かって頂けて

状態を悪くせずに済んだのも

よかったと思っています。

 

本当は自宅で

一緒にいてあげたかったですが

出産から退院まで数日あったので

綺麗な状態を保ってあげるのには

限界があったと思います。

(葬儀社でも、それなりの状態を保てるのは5日ほどが限度と言われました)

 

 

 

そして、意外と助かったのが

火葬後にサポートがあったこと

でした。

 

具体的にどんなサービスを

受けたかと言うと、

死産した時に

お香典や香典返しをどうするか

が判らず困ったため

電話の無料相談をさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

私は依頼した葬儀社が

しっかりした会社だったので

サポートを受けられて

満足しています。

 

しかし、

赤ちゃんのために

自分でいろいろしてあげたい

という考え方もあると思います。

 

私も本当はすべて自分で

やってあげたかったです・・・

 

ご自身で手配・手続きされる方

プロにお任せされる方

どちらも間違っていないと思います。

 

料金のこと。

 

ご自分の気持ち。

 

どちらも大切だと思います。

 

そして何よりも、

赤ちゃんとのお別れに

後悔のないように手配できるのが

ベストだと思います。

 

 

 

 

※参考

日本産婦人科学会HP「流産・切迫流産」

日本産婦人科医会HP 「流産のすべて」

厚生労働省HP(e-ヘルスネット)

 

 

 

 

 

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