告白。 その2 | Part time Female Yuki(Yukiのひとりごと)

Part time Female Yuki(Yukiのひとりごと)

これまで女性に憧れて、女性になりたいと願っていました。それは性別違和からくるものなのか?漠然とした疑念と女性化への思いを抱えながら、気づけば40代。結婚もし、子供も出来た今、それでも抑えられなかったこの思い…

妻はショックを受けているようでした。それまで、チークを置き忘れてしまったり、洗面所に美容グッズが増えていったりと、サインは出ていたはずなんですが、全く見えていなかったようです。

なので、私の告白はまさに青天の霹靂、寝耳に水。突然の出来事だったようです。

泣かれました。怒られました。

「じゃあ何で私と結婚したの?」
「男の人が好きなの?」


その問いに答える形で、話は続いていきました。

しかし来客の為、話は中断。夕食や子どもたちの世話で、しばらくその話は無かったことに。

子どもたちを寝かし付けた後で、また話し合いになるんだろうと、私は溜まった洗濯物を畳みながら待っていました。

しかし結局その夜、妻は子どもたちと寝室に入ったまま。出てくることはありませんでした。私は否定されたのか…

 

これからどうなるのか、不安に押し潰されそうになりながら、独り泣いていました…