色が変わると味も変わる。

 

同じ野菜で数種類の色のものを育てた。紫人参、白人参、白オクラ、独特のものもある。だがなかには目をつぶったら見分けられたかどうか怪しいものもあった。

 

トマトはオレンジ、黄色、赤、おそらく区別がつかないだろう。パプリカもだ。だがこれは、特にローストしたものは、一発でわかるだろう。

 

ゴールデンビーツだ。

 

普通の赤色のビーツは以前プランター、地植えと経験した。あるときビストロでちょっと贅沢なランチを楽しんでいた際、見た目にも美しい黄色のビーツをローストしたものが出てきて驚いた。

 

甘いのだ。深く甘い。明らかにボルシチにいれるあの赤いビーツとは違う。

 

昨年は10粒蒔いて芽が出たのがなんと3粒。その3つもうまく育たず全滅だった。ビーツは見た目はカブの仲間のようで、育てるのが簡単そうだが、実はアカザ科(ヒユ科)、ホウレンソウの仲間だ。ホウレンソウも何度か挑戦してわかっているが、葉野菜ではもっとも神経質だ。土にうるさい。酸性に弱いのだ。

 

さて今回はしっかり有機石灰をいれたプランター3本を用意した。真ん中は3×2列の6株、両端は4×2列の8株を育てる。株間を違って育てると出来上がりの大きさが違うのか比べてみたい。深さ1cmほどの小さな円形の穴をあけ、一晩水に浸した種を2,3粒ずつ蒔いた。

 

 

ビーツの種は種球(しゅうきゅう)といって、一粒から複数の芽が出るもの。よく見ると小さなクルミの実のようにゴツゴツしている。

 

 

たっぷり水をやって、種と濡れた土がしっかりくっつき乾かないように軽く上からおさえる。収穫は70日後というので、11月半ば、秋ふかまる頃だ。今年こそ、あのローストした甘いゴールデンビーツに出会えるだろうか。