「日本の山で自生する果実のなかで最も美味とされる」


この一文を読んだとき、小さな地植えエリアの一角に2本植えた自分を褒めてあげたい気になった。後づけだろうと何だろうと、見つけ次第すぐ自己肯定の道具にする癖は、小学生から数十年続いている。

 

山に自生する果実、あけび、ざくろ、山ぶどう、山いちご…。ライバルを思い浮かべると、たしかにという思いを強くする。実際食べてみると、サルがナシと間違えて夢中になるのもわかる。キーウィより味が濃い。ほどよく調和した酸味と甘みは、
早朝散歩の前に数粒口にいれるのにちょうどいい。


 

 

最近さらにこんな表現も目にした。

 

「数ある果実酒の中でも一番おいしい」

 

そんなわけない、梅酒が一番だろ、とつっこみたくなるが、飲んだことがないので「もしかして」という気持ちも沸く。ビタミンCはレモンの10倍、大量のミネラル、ゲルマニウム、セレン、タンニンも含み抗酸化作用があって不老不死の果実と言われるそうだ。

 

サルナシ酒、半年後の一口目が今から待ち遠しい。