日本棋院の雑誌編集長を勤め、囲碁ミュージアムを開いていた水口藤雄さんの書いた「囲碁の文化誌」~起源伝説からヒカルの碁まで(日本棋院)を改めて読みました。
1.本能寺の変の三コウ無勝負は、作り話❗️信長の御前碁が打たれた記録はない。
2.古代中国の碁は、事前置石法
19路盤の右上の星と左下の星に黒石を、左上の星と右下の星に白石を事前に配置してから、互先の碁を打ちます。
これに対して日本は古来から、現代碁と同じで置石なしの互先の自由布石法
3.昭和の碁聖・呉清源は、打ち込み十番碁で敵なし~昭和中期まで現代碁の互先(ハンデ戦)はなく、争碁(打ち込み碁)が行われていた。読売新聞はそれをエンタメ化して人気を博した。
4.囲碁格言とことわざ
・一目(一子)を置く
・大中小中
・岡目八目
・琴棋書画~棋は囲碁・将棋、画は水墨画
・碁に勝って勝負に負ける
・シチョウ知らずに碁を打つな
・眼あり眼なしは唐(カラ)の攻め
・大石死せず~上野愛咲美さんは取れる⁉️
・先手を打つ~先手を見つけ局面をリード
・手が見える
・曲がり四目は眼でござる
・隅の曲がり四目は死(日本棋院ルール)
・四隅取られて碁を打つな
・アキ三角は愚形の見本
・アタリアタリはヘボ碁の見本
・厚みに近寄るな~有りがちです
・厚みを囲うな
・石取って碁に勝てず
~相手に厚みが出来て勝てない
・板六は生き
・1のニに妙手あり
・石はカラんで攻めよ~絡み攻め
・一ハネ、ニ切り、三ハネ
・一方高ければ一方低く~布石の極意
・ニ立三析、三立四析
・打ち出しはザル碁といえども小目なり
・勝ち碁を勝ちきる難しさ~目算ヨセが大切
・かなめ石は取られるな
・金持ち喧嘩せず
・亀の甲60目
・利した石は惜しむな
・切ったほうを取れ
・愚形も時による
・九子局にシチョウなし
・追うはケイマ逃げるは一間
・クシ形は生き
・形勢不利なら勝負手を探せ~局面を複雑化
・ケイマのツケコシ切るべからず
・攻撃は最大の防御なり~碁
・五目中手は八目なり
・裂かれ形は悪形なり
・サバキはツケから
・左右同形中央に手あり
・三線は実利線
・死はハネにあ
・定石を覚えてニ子弱くなる
・三3、四5、五8、六12~中手の九九
・弱石つくるべからず~よく攻められます
・初碁にコウなし
・小を捨てて大に就く~形勢判断のセオリー
・隅の特殊性 ~ 学問的な香りのする諺です
・弱石作るべからず
・攻めは最大の防御なり~碁のセオリー
・外ダメからつめよ~攻め合いのセオリー
・大石死せず~稀に死ぬこともある
・ダメヅマリが身のつまり絡みよく有りがち
・ダンゴ石をつくるな
・ツケコシ切るべからず
・取りたい石の逆を取れ~中盤戦では必須
・取ろう取ろうは取られのモト~ヘボ碁見本
・二線ハウベからず
・2の一に妙手あり
・ノゾキにツガぬ馬鹿はなし
・広い方からカカレ~布石のセオリー
・ハネツギ2目(第1線)
・ハネツギ6目(第2線)~実利として大きい❗️
・広い方からツメよ
・ポン抜き30目
・待った、ハガシはヘボ碁のクセ~友を失う
・四線は勢力線
・六死八生
・両先手より片先手~優先順位
・分からぬ時は手を抜け~強い人が言いがち
・ワタリ8目、大ザル9目~ワタリは大❗️
・我れ強き時に戦うべし~碁のセオリー
◎囲碁のことわざは、対局中にそれらしい場面に遭遇した時に脳裏をよぎります。
盤面の状態を客観的に表す指標として、頭の中で復唱して、次の一手を考える際の参考にしています。そうすると思考にメリハリが付き、対局が一層愉しくなるのです❗️