NY市場サマリーのサマリー 10/22():ダウ330ドル超安、ドルは対円で小幅安、利回り低下

ダウ -334(-0.71%)、ナスダック総合 -213(-0.93%)、米10年債利回り 3.951%VIX 18.60

 

<為替>

英ポンドが対ドルで下落した。英国の9月のCPI伸びが予想を下回り、利下げ観測が高まったことでポンドに売りが出た。ドルは対円ではやや下落した。

 

終盤の取引でドル/円は0.04%安の151.87円。前日の取引では、高市新政権が近くまとめる経済対策の規模が前政権の13兆9000億円を上回る可能性があると報じられたことを受け、円は対ドルで1週間ぶりの安値を付けていた。

 

ユーロ/ドルは0.09%高の1.16ドル。ウクライナを巡っては、ロシアがウクライナでの即時停戦を拒否したことを受け、ハンガリーで予定されていた米ロ首脳会談が当面保留になった。

 

<債券>

不安定な取引の中、国債利回りが3営業日連続で低下した。今月1日に始まった政府機関閉鎖の解決策が依然として見出せない中、市場センチメントは疲弊している。

 

米債利回りは、130億ドルの20年債入札が好調だったことを受け、午後序盤の取引で特に長期ゾーンの国債利回りを中心に低下幅を拡大した。

 

トランプ政権が、中国によるレアアース(希土類)輸出規制への報復措置として、米国製ソフトウエアを使用した多岐にわたる製品の中国への輸出制限を検討しているとの報を受け、国債に買いが入る場面もあった。

 

午後の取引では、10年債利回りは1.4bp低下の3.949%。

 

<株式>

下落して取引を終えた。ネットフリックスのさえない業績など、企業決算がまちまちとなったほか、トランプ米政権が米国製ソフトウエアを使用した多岐にわたる製品の中国への輸出制限を検討していると伝わり、投資家のリスク選好が後退した。

 

主要3指数はこの報道を受けて下げ幅を拡大。情報技術と通信サービスが軟調となり、ハイテク株中心のナスダック総合が下げを主導した。

 

米当局者や関係筋によると、新たな輸出規制は、ノートパソコンからジェットエンジンに至るまで幅広い品目を対象とするもので、中国によるレアアース(希土類)輸出規制への報復措置として検討されている。

 

動画配信サービス大手ネットフリックスは10.1%急落。21日発表した第3四半期決算で利益が市場予想を下回り、バリュエーションに対する懸念が高まった。

 

テスラは引け後に第3四半期決算を発表。米国でのEV購入支援策終了前の駆け込み需要が寄与し、総売上高が市場予想を上回った。同社はAI関連のモメンタム株である「マグニフィセント・セブン(超大型ハイテク7銘柄)」で最初に決算を発表した。株価は時間外取引で0.5%下落した。

 

<金先物>

利益確定の売りに押され、続落した。前日比43.70ドル(1.06%)安の4065.40ドル。 これまで短期間で急速に買われ過ぎたとの見方が強まる中、重要インフレ指標である米CPIの発表を24日に控え、前日からの利益確定の売りの流れが継続した。

 

<米原油先物>

米国内の需給緩和懸念の後退や米中貿易交渉の進展への期待を背景に買いが膨らみ、上伸した。WTIは、前日比1.26ドル(2.20%)高の58.50ドル。