一般に、
現在の仮定:(仮定法過去):条件節が過去形で、主節would
過去の仮定:(仮定法過去完了):条件節が過去完了形で、主節would have 過去分詞
「江戸時代で始末がつくなら、ルパンだって自分でなんとかしてたよ。」
If “Mr. Edo Period” could do something, ...Lupin most likely would’ve done something himself.
条件節が過去形で、主節would have 過去分詞だから、仮定法過去と仮定法過去完了の混合形になっている。
この仮定の文章の背景にある現実とは何か?
タイムトラベラーの魔毛狂介は手ごわ過ぎて、過去から現在において未だ、「江戸時代では始末がつかない」という現実。その現実に反する仮定をした言い方が、If “Mr. Edo Period” could do something, となる。
ルパンが消えたのが今さっき過ぎて、今の仮定なのか、過去の仮定なのか、判然としていない。いや、むしろ次元の気持ちの上では、仮定の時点はやはり今だろう。
しかし、消えたという事実は重くのしかかり、そこは過去のこととして意識される状況。
それが、仮定法過去と仮定法過去完了の混合形となって表れた次元大介の台詞となっている。
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