NY市場サマリーのサマリー 12/24(水):ダウ・S&P500最高値更新、ドル156円手前、金利低下、金・原油反落
<為替>
円が米ドルに対し小幅上昇した。トレーダーらは、円安が日本当局の介入を促すかどうかに注目している。
25日のクリスマス休暇を前に、米国市場をはじめ多くの市場が休場となるため、取引量は低調となった。
円は対米ドルで0.25%上昇し、1ドル=155.84円となった。前週末には一時1ドル=157.77円を付けていた。
「日本当局が為替介入の可能性について繰り返し警告したことで、円は最近の高値から押し戻され、上昇は限定的となった」と。
ドルはその他通貨に対してはまちまちだった。
ドル指数は0.07%上昇して97.96だった。
ユーロ/ドルは0.14%下落して1.177ドル、ポンドは0.13%下落して1.349ドルだった。
FF金利先物トレーダーは、来年2回の25bp利下げを織り込んでおり、最初の利下げは4月になる可能性が高いと見込んでいる。
暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインは0.39%下落し、8万7330ドルとなった。
<債券>
国債利回りが低下した。短縮取引だった。この日発表された新規失業保険申請件数は3週間ぶりの低水準となった。
10年国債利回りは3.1bp低下し4.137%だった。
30年国債利回りも3.1bp低下し4.8%となった。
米労働省が24日発表した週次の新規失業保険申請件数は21万4000件と、前週から1万件減少した。ただ、雇用の伸びが鈍い状況が続いているため、失業率は高止まりしている可能性がある。
「これらのデータは、最近の脆弱さの兆候にもかかわらず、雇用情勢は引き続き安定していることを示している。この日の値動きは横ばいの調整局面であり、これが依然として主流のトレンドの一部になっている」と。
2年債利回りは1.2bp低下し、3.516%となった。
25日はクリスマス休暇のため休場となる。
<株式>
ダウとS&P500が終値で最高値を更新した。クリスマスイブの短縮取引で、薄商いとなる中、主要株価3指数はそろって5営業日続伸した。
ストック・トレーダーズ・アルマナックによると、最近の株価上昇を受け、年末年始にみられる「サンタクロース・ラリー」への期待が高まっている。
マイクロン・テクノロジーは3.8%上昇し、終値での最高値を更新。先週示した強気の業績見通しを好感した買いが続いている。
スポーツ用品大手ナイキは4.6%高。アップルのティム・クックCEOが約300万ドル相当のナイキ株を購入したことが材料視された。
銀行株が好調で、金融は0.5%高。S&Pの主要セクター中、エネルギーのみがマイナス圏で取引を終えた。
バイオ医薬品のダイナバックス・テクノロジーズは38%強急伸。仏製薬サノフィがダイナバックスを約22億ドルで買収すると発表したことが好感された。
一方、インテルは0.5%安。エヌビディアがインテルの半導体製造プロセス技術「18A」を用いる試験を中止したというニュースが嫌気された。
CMEのフェドウオッチによると、最近の底堅い指標を背景に来年1月の利下げを予想する向きは少ないものの、市場は引き続き来年の0.5%ポイント利下げの可能性を織り込んでいる。
この日の取引量は少なく、米取引所の合算出来高は76億1000万株。直近20営業日の平均は162億1000万株。
25日はクリスマスの祝日で休場となる。
<金先物>
クリスマス休場を前に利益確定の売りが台頭し、4営業日ぶりに反落した。前日比2.90ドル(0.06%)安の4502.80ドル。
<米原油先物>
原油先物相場は、クリスマスの休場を前にした利益確定の売りなどに押され、小幅反落した。
一方、米国とベネズエラの緊張が高まる中、ウクライナ和平を巡る各国間の協議に目立った進展が見られず、ベネズエラとロシア産原油の供給混乱を警戒した買いが引き続き原油相場を支えた。また、12月のカザフスタンからのの原油輸出が14カ月ぶりの低水準となるとの報道も供給を巡る警戒感につながった。
