ヴィクトリアン シルバープレート ピアストワーク サービング スプーン with ヴィクトリアン パテントオフィス マーク
長さ 14.7cm、重さ 23g、最大横幅 3.7cm、透かし柄の最大幅 1.6cm、透かし部分の最大厚み 2mm強、ヴィクトリアン中期の英国製

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ショベル型デザインのヴィクトリアン サービング スプーンになります。 透かし細工の辺りはかなりの厚みとなっており、全般にしっかり出来ており、英国風を感じます。 柄先を持ってショベル先を指で弾くと、ピーンと風鈴のような音がして、耳でも楽しめる味わい深いヴィクトリアン アンティークとなっています。

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ジャムなどを扱うプリザーブスプーンとしても使えますし、ティーキャディー スプーンとしてもよさそうです。 オードブルなどのサーバーとして、パーティー使いをすれば、存在感と話題性のあるアンティークとなりましょう。

写真二番目をご覧ください。 柄元に見える菱形のマークは、イギリスのパテントオフィスにデザイン登録したことを示すマークです。 ヴィクトリア時代の1842年から1883年まで、この「菱形登録マーク」制度がありました。 菱形の四つ角に番号やアルファベット入れて登録情報を盛り込みます。 このアンティークの菱形マークからヴィクトリアン中期の作と分かるのは、写真のアンティークの優れた特徴になっています。。

このアンティークの作者は、わざわざデザインをパテント登録して特許を取っていることから考えても、自信を持って世に送り出した、ヴィクトリアン デザインの一つだったろうと理解できます。

写真のアンティークの場合には、デザインを見てもイギリスのアンティークと推定できますが、さらに「菱形登録マーク」が決定的な証拠となって、ヴィクトリアン アンティークと分かることは、整理や分類好きなイギリス人気質に由来しており、その点でも Very Britishなアンティークと考えられます。

 

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アンティークシルバーを扱っておりますと、英国のホールマーク制度は、その歴史の長さ、制度の継続性、シルバースミスへの徹底の度合い等すべての面で欧州諸国の中でもピカイチと感じます。 博物学を発展させてきたイギリス人は、物事を整理分類するのが大好きで、500年以上にわたりホールマーク制度を維持し発展させてきました。

この品の場合はシルバープレートとなりますが、こんどはイギリスのパテントオフィスの制度が、アンティーク年代特定のメルクマールとして大きな役割を果たしていることが分かるのです。 

手掛かりが多いという点で、イギリス アンティークのコレクターは恵まれた環境にありますが、これらはやはりイギリス人の国民性によるところが大きいように思います。 旅してみると感じるのですが、欧州人にも気質の違いがあって、偏見かも知れませんが、同じことをイタリア人やスペイン人に要求しても、無理な感じがしないでもありません。

シルバープレートの品ながら見所や手掛かりが多く、このアンティークの背景を考えていくと、英国人の国民性まで見えてくる、興味深いヴィクトリアーナと思います。

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