障害年金の地域差を解消するため、等級判定ガイドラインが作成されています。
これに対し、日本弁護士連合会が意見書を厚生労働大臣に提出しました。
精神・知的障害に係る障害年金の認定の地域間格差の是正に関する意見書
意見書全文
等級認定を類型化することにより、画一的な運用となれば、切り捨てがおこなわれることを懸念されています。
地域差を完全になくすためには、完全点数制にすればよいだけの話です。これにより地域差は一切なくなります。
しかしながら、障害年金の場合、傷病の性質や程度などは人それぞれであり、とりまく環境等など考慮すべき点もあり、完全点数制は制度の主旨からしても馴染まないものです。
最終的には点数制を目安として認定することで運用されることになると思われます。