夏から冬へ | いげっちのちょっと一服 お茶のみばなし

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いげっちは狭山茶を作っているお茶農家です。狭山茶が大好き。気の向くままにお茶のみ話をしたいと思います。どうぞよろしくお願いしま~す。

今日はお茶畑の耕うんをしました。

夏に生えていた草たちは種を付ける前なので、耕うんを
してもまだ大丈夫です。
よく見てみると、もう、はこべなど冬の草が生えはじめて
います。まだ、小さいので、こちらも耕うんしてしまいます。

サツマイモや栗、梨など畑では秋の味覚が取れる時期
です。でも、茶畑では、秋が来ている感覚はありません。

代わりにもう冬の代名詞ともいえる草が生えはじめてい
ます。秋を感じるのは、コオロギが目立つようになった。
ということです。

お茶は冬でも葉をつけている常緑樹ですので、紅葉など
はありません。

冬に、もしチャノキが赤くなっていたら、それは枯れてし
まっています。ほかの産地は温かいのでそのようなこと
はないかもしれませんが、埼玉は寒さが厳しいので、
特別な寒さ対策が必要です。

チャノキが寒さで枯れ込むのを見越して、軽く整枝する。
3番茶などの摘み取りを控える。

などが、そうです。
植木などは11月ごろ刈り込むのが良いようですが、
お茶の木は、仕立ての考えが逆ですね。

チャノキは暖かい地方原産の植物なので、寒さに弱い。
植物は冬に向けての対策を一生懸命しています。