放射性物質に汚染された稲わらを食べたと思われる一部の肉牛から暫定基準値を超える放射性物質が検出された問題を受け、各県は全頭検査などの対応に追われています。
消費者の安全を確保する良い対応で、各県の対応は素晴らしいと思います。
しかしながら、生産者は悲惨です。私の仲間にも牛の肥育農家さんがいますが、原発の報道を受けてから出荷する肉の相場が急落してしまっているそうです。ひどいときは仔牛の値段とおなじ値段で取引されることもあったそうで、これじゃあ廃業だと嘆いていました。
われわれ人間は電気で動いているわけではありません。ほかの動植物の[命]をいただいて生活しています。今回の震災ではそのありがたみがとってもよくわかったように思えます。私には、被災した方が全国の皆さんの心配りにありがたいと涙を流されていた光景がとても印象に残っています。
突然ですが、 皆さんは ありがとう の反対の意味を持つ言葉を知っていますか?
豊富な食材に囲まれている日本は普段は何とも思わないで食事をしています。そんな生活では ありがたみ は感じない。あるいは 感じにくい。 とおもいます。このような1000年に一度の大災害によって、日本国民誰もが不便な生活をしています。
また、今回の震災で物質的な豊かさではない、人と人とのつながりのようなものがとても大切だと実感される人も多いかと思います。被災地にボランティア活動をしに行った方もいるでしょう。支援物資を送った方もいるでしょう。寄付をした方もいるかと思います。人の役に立っている と誰しも認めてもらいたいと思います。
私も地域のボランティアとして消防団に入っています。やはり私も 人の役に立っている ことをしていきたい人間の一人です。一言でいえば自分を受け入れてもらいたい、と思っています。
消防団に入っていて残念ながら ありがとう と声をかけていただいたことはまだないのですが、被災地の消防団の活躍はよく見聞きしています。みなさん すばらしい ですね。発災直後から迅速にきめ細かく地域に密着した形で活動できるのが消防団なのかなと思います。
いわば、震災が私たちがふだん あまり関心を示さないこと に気づかせてくれたのかなぁと思います。
キーワードは 普段は何とも思わない
あまり関心を示さない
ありふれている
といったことでしょうか?もうお分かりですか?勘が鋭いですね。そろそろ ありがとう の反対の意味を持つ言葉を明かしますね。
答えは あたりまえ という言葉なんだそうです。
今日、幸せってなんだっけ?と本気で考えてしまいました。それで出た答えなんですが、自分の幸せはお金ではないようなのです。皆さんのライフスタイルを見ていると、若いうちは社会人として会社に入りバリバリ仕事をして、定年後は家庭菜園をしたり、趣味をしたりと充実した毎日だと思いますが、私の家はお茶農家で、ちょこっと家庭菜園もできるので ひょっとしたら皆さんが夢に思っていることがもう実現できているのかもしれないと考えたのです。
僕は確信しました。もう幸せなんだ と。
自分では何とも思わないこと あたりまえのこと それを今日感じるとることができたと思います。