段ボールはリサイクルの優等生、という言葉を聞いたことのある人はいらっしゃるでしょうか。
全国ダンボール工業組合連合会のホームページによると、
段ボール古紙の回収率は約95%以上
古紙利用率は90%以上
・・・・・ちょっと盛りすぎのような気がしますが大きく外れていないような気もします。
特筆すべきは古紙利用率90%以上という点でしょう。つまり段ボールの原料は段ボールなのです。この記事を書いている人は20年以上前に某大手段ボール原紙工場に勤めていた経験があるので言えるのですが、当時、古紙利用率は80%から85%をうたっていました。回収率は70%だったと思います。
それから技術が上がったのか?話を盛っているのか?はわかりませんが、いずれにせよ使用済みの段ボールがそのまま段ボールになってまた使われる、というのは実にいい話ですね。
この話は内情を明かせば、日本の古紙は中国に輸出されたり、実はアメリカやヨーロッパから原木がたくさん使われている強化段ボール古紙などを輸入したりしていますので、ややこしい部分もあります。
しかし他の素材に比べたら圧倒的に回収率、再生使用率が高いという点は昔から変わりません。新生紙パルプ商事さんのホームページによると
アメリカは66.8%
ドイツは70%
オランダは70%
韓国は87.8%
どの国も比較的、回収率は高いようです。
もう少し世間的に知られてもいい話だと思うのですが、段ボール業界はじめ包装資材業界はイマイチ華やかでない業界のせいか、メディア露出が少ないせいか、知っている人は少ないと思います。もっとアピールできる機会があったらいいと思うのですが。どなたか池上彰さんの番組で取り上げてもらってください。