段ボール箱の形状についてはさまざまなものがあるのですが代表的なところでは
A式
B式
C式
この3点でしょう。
A式はいわゆる「ミカン箱」のことです。
A式の優れた点は、1枚のシートに切り込みと折れ線を入れるだけで箱にしてしまう点です。
この世界最高の箱の形状はいったいどなたが考えたものだろう?この記事を書いている人はいつも思っています。
ほとんどロスがなく、折りたためる、フタ部分が二重になり、強度を保持する。大量生産しやすい形状である。いやはやいいところだらけです。
難点を上げればフタを閉じるのにテープなどを使わなければならないため、何回も開け閉めするには少し不自由なところがある、というところでしょう。
C式は弁当箱のようにフタとミが分離するタイプです。
歴史的にはC式の方がひょっとしたら早かったのかもしれません。日本でも江戸時代以前から箱といえば(段ボールではありませんが)フタとミが分離するタイプが主流だったと考えられます。たとえば長持や重箱、文箱などです。
製作の仕方はいろいろあるのですが、角をノリやステッチで固定してしまうため、強度はA式よりは上でしょう。さらには共ブタというのですが、フタとミの高さを同じにすると実質は胴の部分が二重になるため、さらに強度が上がるという利点があります。早い話が強度が欲しけりゃC式を、というわけです。
B式の定義は、フタの一部が胴についているタイプといえばいいでしょう。
多いのはそのフタの一部が胴に差し込まれるようになっているタイプです。折りたためても折りたためなくてもB式という定義であることには変わりがないようです。
折りたためるB式の場合は、フタよりもむしろ底側に工夫が凝らされました。
ロック底、ワンタッチ底、などがそうです。
興味ある方は「B式 ロック底」と検索していただければ展開図も見ることができますが、これもいったいどなたが考え出したものだろう?ワンタッチ底に至ってはなおすごいです。
箱を組み上げると同時に底がロックされるわけです。すごいものです。
段ボール会社によってはボトムロックグルアという機械を持っている会社があります。
これはワンタッチ底を自動で貼ることができる製函機械なのですが、おそらくこのワンタッチ底を考えた人は同時に大量生産も視野に入れていたのでしょう。興味ある方は動画サイトに出ていると思いますので検索なさってください。(うちにはありません。)
弊社サイトにはとりあえずはA式とC式を自動計算するシステムを作っております。
ステキハコをご覧になる方は少量製作を望まれる方がほとんどですので、それに合わせて作りました。
B式は入っておりませんが、お問い合わせ欄などから問い合わせていただければ製作いたします。