11月15日に明治神宮球場で行われた明治神宮野球大会大学の部、神奈川大×東亜大の観戦記です。

中四国3連盟代表の東亜大。今年は春秋でリーグ戦を連覇、大学野球選手権ではタイガースドラ1立石擁する創価大を破り1勝をマークしています。この明治神宮大会は2003年~2004年の連覇を含め3度の優勝を誇る相性のいい大会ですので、今大会でも存在感を示すことができるでしょうか?対するは関東5連盟第2代表の神奈川大です。

 

<スタメン>

【先攻:神奈川大】

①センター 石崎

②レフト 丸木

③サード 神田

④ファースト 金子

⑤ライト 岩田

⑥ショート 植松

⑦セカンド 犬飼

⑧キャッチャー 岩本

⑨ピッチャー 松平

【後攻:東亜大】

①セカンド 齊郷

②ファースト 伊禮

③サード 竹村

④ライト 庄本

⑤キャッチャー 池原

⑥ショート 中川

⑦レフト 三谷

⑧ピッチャー 藤井

⑨センター 執行

 

<試合概況>

初回東亜大は1番齊郷が神奈川大先発松平に14球を投げさせ四球を選びチャンスを作ると、4番庄本の適時打で1点を先制します。

さらに1死1・3塁のチャンスで5番池原の打球はファーストへのライナーで併殺とアンラッキーな形でチャンスを逸します。

すると2回表神奈川大は死球と2本の内野安打でチャンスを作ると、7番犬飼の併殺崩れの間に同点とし、さらに1死1・3塁の場面で8番岩本が試みたスクイズが捕手前の小フライとなり、フライを取った東亜大捕手池原が素早く3塁に送球し併殺を完成させピンチを脱します。

4回表神奈川大は神田、金子の連打でチャンスを作ると内野ゴロの間に勝ち越し。さらに7番犬飼、8番岩本、9番松平の3連続適時打でこの回4点を加え東亜大を突き放します。

その裏東亜大は神奈川大松平の3連続四死球で満塁のチャンスを作りますがあと一本が出ず、得点差を縮めることができません。

すると試合の流れは完全に神奈川へ。5回表満塁のチャンスを作ると、7番犬飼が走者一掃の適時三塁打を放ち、東亜大を突き放します。

その後も加点した神奈川大が、5回以降3投手のリレーで東亜大の反撃を許さず10-1の7回コールドで初戦を突破しました。

 

<注目選手など雑感>

神奈川大が15安打の猛攻で東亜大を圧倒しました。

下位打線が機能し、7番の犬飼は3本の適時打で6打点の大暴れ。

ともにマルチヒットを放った3番神田、4番金子、5番岩田の作ったチャンスを活かしました。

イーグルスから育成指名を受けた4番の金子は3安打をマーク。

打棒を警戒され極端なシフトを敷かれる中、バッティングの柔軟さを見せ、がらりと空いたレフト線にうまくバットを合わせて運ぶ二塁打を放ちました。育成枠とはいえ早期の支配下登録を目指し、イーグルスに不足している和製大砲の役割を担ってほしいです。

投手陣では先発の松平が4回で93球を要しイニングを食えませんでしたが、ボールに力のある本間(陸)、鈴木らの3年生強力投手陣は強力で、来季も期待ができそうです。

敗れた東亜大は初回の齊郷が粘りを見せ四球を選び先制点につなげるなど持ち味は発揮しましたが、投手陣が踏ん張れませんでした。

4番の庄本は先制打を含む2安打をマーク、4年生で学生野球ラストゲームとなりましたが、神宮にしっかりと爪痕を残せたのではないかと思います。

 

神奈川大0104410=10

東亜大 1000000=1

<7回コールド>

(神)松平、本間(乃)、本間(陸)、鈴木-岩本

(東)藤井、司城、大谷、廣田-池原

【勝利投手】本間(乃)

【敗戦投手】藤井

【三塁打】

(神)犬飼

【二塁打】

(神)岩本、松平、金子