大学日本代表にも選ばれ、来年のドラフト1位候補にも挙げられている仙台大の佐藤幻瑛投手が2027年のMLBドラフト指名を目指し、アメリカの大学に編入を検討しているとの報道が出ました。
来年プロ志望届を提出すればNPBだけでなくMLB球団とも交渉は可能になりますが、アメリカでプレーすることでのMLB球団へのアピール、そして文化、語学に順応するためというメリットを見出しての編入計画とのことですが、強いメジャー志望が伺えますね。
近年、桐朋高からアスレチックスに直接入団した森井翔太郎の事例があったり、今年もNPBのドラフトは指名漏れとなりましたが、ゴールドマンサックスの内定を蹴ってまでカブスとマイナー契約をした慶応大・常松広太郎の事例があったり、NPBに入団するかは別としてアメリカの大学に進んだ佐々木麟太郎や石川ケニーが日本のドラフトで指名されるなど、選手もNPB球団側も選択肢が増えてきている流れの中では今回の佐藤の報道のようなことは今後増えていきそうですね。
とはいえ、やはり日本球界としてもやはり一定のルール作りをしないと将来的に大きな問題が発生しそうな危険性も感じます。佐藤のケースも在学中に「編入」ということで円満に進めば問題ないと思いますが、何かしらこじれるようなことがあれば佐藤自身のキャリアにも影響を及ぼしかねないので、ちょっと心配にも思います。高校が決して野球名門校ではない青森の公立の農業高校であり、近年台頭してきたとはいえほかの強豪大学と比較して歴史の浅い地方大学の仙台大所属ということからないとは思いますが、ブローカー的な「よからぬ大人」が関わってないといいなと思います。
また、過去に日本のドラフトを経ずにメジャーへの挑戦をした田澤純一や吉川峻平のように、日本への復帰に「制約」をかけるような動きがあったのも事実で(吉川の場合はメジャー挑戦した経緯が「アレ」だったので仕方ない部分はありますが…)
そういった動きもなくなっていってほしいと思います。
いろいろと解決しなければならない問題も山積ですが、まずは佐藤幻瑛の決断、挑戦を尊重し、うまくいくように祈りたいですね。







