6月7日にJR東日本柏野球場で行われた社会人野球オープン戦、JR東日本×日本製鉄鹿島の観戦記です。

いよいよ都市対抗野球大会の2次予選が各地で始まり、この日は九州で西部ガスが一番乗りで東京ドームへの切符を掴みました。ただ、地区によっては本大会が8月開催になったことに合わせ予選の時期が半月から1か月ほど後ろ倒しになっており、両チームが所属する北関東、東京もいつもなら予選も大詰めのこの時期ですが、最終仕上げの時期となっています。

 

<スタメン>

【先攻:日本製鉄鹿島】

①ショート 池間

②セカンド 冨田

③DH 生田目

④ファースト 今里

⑤キャッチャー 松田

⑥ライト 山口(駿)

⑦サード 樫村

⑧レフト 山本

⑨センター 陶山

先発ピッチャー 土屋

【後攻:JR東日本】

①センター 篠田

②ショート 海﨑

③ファースト 菅田

④サード 髙橋

⑤セカンド 杉崎(成輝)

⑥DH 杉崎(成)

⑦ライト 山内

⑧レフト 倉石

⑨キャッチャー 小藤

先発ピッチャー 児玉

<試合概況>

先制したのは鹿島。2回表敵失を足掛かりにチャンスを作ると、7番樫村の適時打で先制。さらに8番山本の犠飛で2点のリードを奪います。

しかしJRも3回裏2つの四球でチャンスを作ると2番海﨑の適時打で1点を返します。

続く4回も敵失と「W杉崎成」の連打で1死満塁とすると、8番倉石の適時打で同点に追いつきます。

さらに1死満塁の場面で9番小藤がスクイズを試みますが、外され3塁ランナーが憤死。大きな勝ち越しのチャンスを逸します。

すると試合の流れは鹿島へ。5回表1死2塁の場面で1番池間が振り抜いた打球はライトスタンドに飛び込む勝ち越し2ラン本塁打となり、再度リードを奪います。

7回にもJRのミスに付け込み1点を追加した鹿島は、8回にも6番山口(駿)、途中出場の揚村の適時打など打者11人の攻撃で5点を追加し試合を決めます。

鹿島は5回以降は金城、塙の継投でJR打線を1安打に抑え、10-2で快勝しました。

 

<注目選手など雑感>

日本製鉄鹿島が打線がつながり、またJRのミスにもうまくつけ込み快勝しました。

決勝本塁打の池間はマルチヒット、7番の樫村も3安打をマークと打線を牽引しました。また4つの犠打も決め手堅い攻めができている印象です。

投手陣では勝ち越し後に登板した金城がJR打線を3回無失点に抑え、反撃の芽を断つ好リリーフ。

制球よく安定した投球は先発でもロングリリーフでも大きな戦力になってくれそうです。

茨城1次予選を優勝で通過した北関東予選で昨年出場を逃した東京ドームへの切符を掴むことができるか注目ですね。

敗れたJRは「負けに不思議の負けなし」の試合展開。守っては3つのエラーが失点につながり、攻撃では試合概況に記した勝ち越し機のスクイズ失敗に加え、2つの併殺と悪いところが全部出た印象です。2次予選前に不安が残る試合内容でしたが、海﨑、杉崎(成輝)はマルチヒットを放ちバットが振れていますので、攻撃でリズムを作って16年連続の本大会出場を目指してほしいですね。

 

日本製鉄鹿島020020150=10

JR東日本 001100000=2

(鹿)土屋、金城、塙-松田、揚村

(J)児玉、諸隈、古谷、西居、西田-小藤、岩本、栗田

【勝利投手】金城

【敗戦投手】諸隈

【本塁打】

(鹿)池間

【三塁打】

(J)杉崎(成輝)

【二塁打】

(鹿)樫村