6月21日に日本体育大健志台球場で行われたアマチュア野球オープン戦、日本体育大×大阪桐蔭高の観戦記です。

この時期、健志台球場に強豪高校を招いてオープン戦を行っている日体大。この日は野球ファンには垂涎の存在でもある大阪桐蔭高を招いての試合になります。しかし今年の大阪桐蔭高、秋の近畿大会は初戦で滋賀学園高に敗れセンバツを逃し、春も大阪大会は制したものの近畿大会では東洋大姫路高にコールド負けという結果に終わっています。夏の甲子園を逃すと2019年以来の甲子園の土を踏めない代となってしまいますが、来月の大阪予選に向けて調整具合が気になります。

 

<スタメン>

【先攻:大阪桐蔭高】

①ショート 宮本

②レフト 須貝

③センター 畠中

④ファースト 藤田(拓)

⑤DH 吉野

⑥ライト 内海

⑦キャッチャー 本田

⑧サード 古門

⑨セカンド 桑元

先発ピッチャー 森

【後攻:日本体育大】

①センター 小林(聖)

②ライト 野道

③キャッチャー 北島

④サード 田川

⑤DH 飯島(翼)

⑥レフト 辻

⑦ファースト 笹井

⑧ショート 賀川

⑨セカンド 門間

先発ピッチャー 長濱

日体大は1~2年生のBチームで臨みます。7番笹井、8番賀川は大阪桐蔭OB、西谷監督、後輩の前でいいところを見せることができるでしょうか?

 

<試合概況>

初回日体大がチャンスを作ります。2番野道の二塁打と四球で1死1・2塁のチャンスを作りますが、大阪桐蔭先発森が4番田川をショートゴロ併殺に打ち取り、大阪桐蔭はピンチを切り抜けます。

大阪桐蔭も2回、四球と内野安打で1死1・2塁のチャンスを作りますが、後続が日体大先発長濱の前に封じられ得点を奪えません。

試合が動いたのは5回裏。日体大は大阪桐蔭2番手の佐井川から、7番笹井が四球を選ぶと盗塁を成功、さらに大阪桐蔭守備陣の乱れを突き3塁まで進みます。このチャンスに8番賀川がセンター前にはじき返し、日体大が大阪桐蔭OBコンビの活躍で1点を先制します。

続く6回には3番北島がレフトへのソロ本塁打を放ち、追加点を奪います。

大阪桐蔭は8回表2本のヒットで1死1・2塁のチャンスを作りますが、3番畠中がセカンドゴロ併殺に倒れ得点を奪えません。

試合はこのまま日体大が4人の投手の継投で完封。2-0で日体大が勝利しました。

 

<注目選手など雑感>

日体大が大学生の威厳、特に大阪桐蔭OBの後輩たちの威厳を保つ結果となりました。

決勝打を放った賀川はこの春大阪桐蔭を卒業し入学したばかりの1年生。

高校時代も下位打線ながらしぶとい打撃を見せていましたが、安定した守備としぶとい打撃は大学入学後も健在ですね。

本塁打を放った2年生の北島は捕手としても4投手を好リードで完封勝利を演出。

将来の正捕手、中軸候補として期待できそうです。

投手では先発の2年生長濱が5回無失点5奪三振の好投。

力感のないフォームですが丁寧な投球で大阪桐蔭打線を封じました。貴重な先発左腕としてリーグ戦での登板機会も出てきそうです。

敗れた大阪桐蔭ですが今まで甲子園で大暴れしていた代と比べると打線がやや迫力不足な印象は否めませんでした。6安打は放ちましたがすべて単打で、例年に比べると大物打ちというか一振りで試合の流れを変えるような選手が不在ですね。コツコツと攻めて得点につなげ、投手陣で守り切るパターンになりそうです。

そうなると投手陣がカギになってきますが、先発の大型右腕森は3回被安打1の無失点。

ストレートには力はありますが、やや制球に苦しんでいる印象。この試合でも3つの四球を与えるなど強豪校相手にした場合に付け込まれる余地を与えてしまいそうです。この日登板のなかった主将の中野、2番手で登板した左腕の佐井川らの投手陣で凌いでいく形になると思いますが、少しでも打線の援護で楽に投球させてあげたいところですね。

 

大阪桐蔭高000000000=0

日本体育大00001100X=2

(桐)森、佐井川、高橋-本田

(日)長濱、黒岩、田中(遥)、飯島(健)-北島、田川

【勝利投手】長濱

【敗戦投手】佐井川

【本塁打】

(日)北島

【二塁打】

(日)野道