7月12日に敦賀市総合運動公園野球場で行われた全国高校野球選手権大会福井大会、福井高専×三国高の観戦記です。

過去に3回夏の甲子園出場経験のある県立高の三国高。とはいえ、最後の甲子園出場は1975年と半世紀前のこと。対するは前日の富山に続いて高等専門学校の観戦となる福井高専。両校の予備知識は全くありませんがどんな試合になるでしょうか?

 

<スタメン>

【先攻:三国高】

①キャッチャー 鎌田

②センター 小林

③レフト 船谷

④ファースト 佐久間

⑤ショート 木下

⑥ライト 油谷

⑦サード 土橋

⑧セカンド 岡

⑨ピッチャー 林田

【後攻:福井高専】

①ファースト 笹原

②レフト 恩地

③センター 山田

④サード 加茂

⑤ピッチャー 木津

⑥ショート 坂川

⑦キャッチャー 山下

⑧セカンド 三品

⑨ライト 坂井

 

両校とも2年生が中心のメンバー。特に三国は3年生は4番の主将佐久間と7番の土橋のみです。少ない3年生の活躍が試合の行方を握りそうです。

 

<試合概況>

試合は初回から動きます。

1回表三国は2つの四球でチャンスを作ると、4番佐久間がライト線に二塁打を放ち2者を迎え入れて先制します。

その裏福井高専も2番恩地の三塁打を足掛かりに内野ゴロの間に1点を返します。

しかし三国は2回、3回と福井高専の守りのミスでそれぞれ加点しリードを3点に広げます。

リードを広げられた福井高専は4回からサードを守っていた主将の加茂がリリーフに立ちます。

加茂は走者を背負いながら三国に得点を許さず、試合の流れを引き戻す投球を見せます。

すると福井高専は7回に9番の3年生坂井の適時打で1点を返します。

福井高専は8回にも3番山田の二塁打を足掛かりにすると、5番木津の適時打で1点差に詰め寄ります。

しかし三国先発の林田が1点のリードを守り切り完投。4-3で三国が逃げ切りました。

<注目選手など雑感>

三国が接戦をものにしました。

試合前の予想通りチームを牽引したのは3年生。先制打の主将佐久間が勝負強さを発揮し、4番の役割を果たしました。

下級生を引っ張る頼れるキャプテンであることが伝わってくるプレーぶりでした。

投げては先発の林田が11個の三振を奪う好投で完投勝利。

小柄な2年生エースですが丁寧な投球を見せ勝利に貢献しました。

一方で三国は16残塁と攻撃に課題を残しました。4回以降は走者を出しながら無得点に終わったのは反省点になるかもしれません。次戦は夏の大会連覇中のシード校の北陸高が相手。しっかり修正してアップセットを狙ってほしいです。

敗れた福井高専でしたが後半良く追い上げました。

その追い上げを産んだのは試合概況に記した通り4回からリリーフの主将の加茂の力投。

常に走者を背負う苦しい投球でしたが6回無失点に抑えました。敗れはしたものの後輩たちに伝わるものがある投球だったと思います。

スタメンのうち5人は2年生でしたので、この経験を活かして実習実験との両立は大変かと思いますが新チームでの上位進出に期待したいですね。

 

三国高 211000000=4

福井高専100000110=3

(三)林田-鎌田

(福)木津、加茂-山下

【勝利投手】林田

【敗戦投手】木津

【三塁打】

(福)恩地

【二塁打】

(三)佐久間

(福)木津、山田