9月5日に小松市弁慶スタジアムで行われた北陸大学野球連盟秋季リーグ戦、金沢学院大×富山国際大の観戦記です。

春の王者、金沢学院大。開幕週は無難に連勝で勝ち点奪取し、連覇に向けて好スタートを切りました。おそらく今季も福井工大との一騎打ちになることが予想されますので、取りこぼしなく最終カードまで進めたいところです。

対するは春5位の富山国際大。開幕週は金沢星稜大相手に連敗スタート。地方リーグではよくあることですが春のリーグ戦で4年生が引退することもありますが、パンフレットによるとこの秋は3年生以下で部員総数20人という小所帯。チーム運営は厳しそうですが王者相手にどこまで爪痕を残せるか?

 

<スタメン>

【先攻:富山国際大】

①センター 市村

②DH 石井

③サード 伊藤

④ライト 茂路

⑤レフト 坂本

⑥ショート 池田

⑦ファースト 塚越

⑧キャッチャー 佐藤

⑨セカンド 椎名

先発ピッチャー 園部

【後攻:金沢学院大】

①セカンド 川合

②ショート 月島

③ライト 重岡

④DH 今岡

⑤ファースト 小林

⑥サード 内藤

⑦センター 櫻庭

⑧レフト 角尾

⑨キャッチャー 土井

先発ピッチャー 村松

富山国際はスタメン10人中5人が1年生という若い布陣で王者に挑みます。対する王者金沢学院も全員3年生以下のメンバーになりました。

<試合概況>

初回で試合の大勢が決してしまいました。

初回金沢学院は1番川合のヒットと盗塁、犠打でチャンスを作ると、3番重岡の内野ゴロが野選を誘い先制。

さらに6番内藤、7番櫻庭の適時打などでこの回5点のビッグイニングとします。

4回に犠飛で1点を追加した金沢学院は5回にも先頭の3番重岡の三塁打を足がかりに4番今岡、5番小林の連続適時二塁打などで3点を追加しコールド要件を満たします。

守っては先発村松以降3投手の継投で富山国際打線を3安打無失点に封じ、最終回は1年生の石崎が三者三振で締め、7回コールド9-0で大勝しました。

<注目選手など雑感>

金沢学院大が王者の実力を発揮、地力の違いを見せました。

中軸がしっかりと役目を果たし、4番で主将の今岡が3打数3安打をマーク。痛烈な打球を飛ばしていました。

2歳下の弟の拓夢は今年育成ドラフトでライオンズに入団し一足先にNPB入りしましたが、兄も弟に続けるか?北陸の地で腕を磨いてほしいです。

1番の川合もマルチヒットに3盗塁をマークし俊足ぶりを見せました。初回の野選を誘う好走塁は秀逸でした。

中軸には力がありますので、川合が出塁してチャンスを作ることが連覇のカギとなりそうです。

投手陣では先発の村松が5回被安打1無失点の好投で試合を作りました。

140キロ前後のストレートを軸に安定感のある投球を見せており、先発の軸として機能してくれそうです。

敗れた富山国際大は力の差を感じさせられる内容となりました。1年生5人がスタメンに並ぶチーム事情ですのでまずは経験を積んでいく時期かと思います。

その中で1番に座った1年生市村が2安打をマーク。今後に期待ができそうです。

また6回裏にDHを解除してマウンドに立った2年生の石井は春のリーグ戦の首位打者。部員が少ないチーム事情とはいえ、「投打二刀流」の選手のようです。

体格には恵まれていませんが1安打を放った打撃はバットコントロールの良さを、1イニング無失点にまとめた投球では投げっぷりの良さを感じさせられ、今後どこまで投打二刀流として活躍できるか楽しみです。

 

富山国際大0000000=0

金沢学院大500130X=9

<7回コールド>

(富)園部、萩原、濱田、山中、萩野、石井—佐藤

(金)村松、多原、石崎-土井、片山

【勝利投手】村松

【敗戦投手】園部

【三塁打】

(金)重岡

【二塁打】

(富)市村

(金)今岡、小林